栂彦(とがひこ)祭にご奉仕して参りました。

お久しぶりです、禰宜です。なにやら暑くて、仕事もなかなか効率が上がりません。いろいろとやりたいこと、やらねばならぬことをこなすので精一杯みたいなかんじです。ブログも更新したいのが、優先順位の後に廻りがちです。わたし的にはブログでたわごとをつらつらと述べているときが一番リラックスしているときでしょうか。仕事に追われているときはブログはなかなか書けません。多分、無理矢理書いても、私自身が楽しくないでしょう。やっぱり写真を選びながら、好き勝手に感じたことを付けていく作業は心の余裕が無いとできません。と、いうことで久々にたまった事柄を上げていきますね。ですが日々、忙しいだけでは無く充実しております。着々と新規プロジェクトを立ち上げては粛々と準備をすすめておりますので、このブログでもお伝えしていきたいと思います。さて、恒例の栂彦祭にお仕えして参りました。配偶者の実家の神社です。富山市四方という漁港近くにある神社です。わたしはここの権禰宜として神様にもお仕えしております。順次写真で紹介します。

HPもありますが、ずいぶん前に作った物で更新が滞っています。四方神社のHPもリニューアルしたいので、これも課題ですな。とりあえず、栂彦祭とはどのようなお祭りなのかはHPをご覧ください。

四方の義民 栂野彦八翁 http://www.takanotume.com/

毎年恒例・四方神社の栂彦祭

四方神社本殿。栂野彦八翁は四方建比古神として合祀されていらっしゃいます。

栂野彦八翁の御偉業を讃える彰徳碑(しょうとくひ)前に祭壇、お供え物を設えてお祭りを致します。

午後7時30分、祭典が始まります。

祭典終了後、奉納行事で毎年演芸をみんなで楽しみます。三味線や民謡歌手、演舞など年によって様々です。本年は地物四方のちんどん屋、「天珍一座(あまちんいちざ)」の演芸でした。

懐かしい歌謡曲などの伴奏で、みなさん楽しそうに唱っておられました。つくづく思うに要は、日本人は歌を聞く事も好きなんですがそれ以上に自分が唱うことが好きな民族なんですね。カラオケ文化が普及したのも日本人の根底に流れる民族性ではないでしょうか。元祖カラオケですな。これをもっとさかのぼれば「天の岩戸開き」の神楽にたどり着くんですね。

観客の目の前で演奏するので、お互いのやりとりが醍醐味です。コール・アンド・レスポンス。ジャパニーズ・カントリー・ブルースですな。和やかな楽しい雰囲気を醸し出すちんどん芸は耳に残ります。また、気負いの無いMCや演奏も良かったですよ。癖になりそうな感じです。また見てみたいです。