新年明けましておめでとうございます。

宮司です。本日は旧暦の1月4日です。久しぶりの積雪で朝四時半から除雪車で境内の除雪を致しまして、久々の休日を取っております。予定のない日と言うことです。

今年の正月を迎えるに当たり、コロナ禍3年目と云うことでかなり前倒しで準備を進めて参りました。四方神社の準備もありますので早めにできることはやってしまおう作戦が功を生じて、やはりあたふたするわけですが、天候にも恵まれて良い正月を迎えることができました。
本年は神役に川嶋一人広報部長が正月デビュー。七五三からぼちぼちと現場で慣れていただいて川嶋咲四神役と二人でご奉仕戴きました。米田権禰宜さんも加えますと5名体制ですので個人負担が軽減されるので助かりました。
社頭の巫女さんも本年は甥の舩木義忠君、舩木靖忠君の男手も加わり、昨年のような積雪時にも対応出来るようにできたのは心強かったです。

年越大祓は参集殿にて。毎年増えて今年は準備した「笑門来福しめ縄お守り」80躰はすべて無くなりました。

新年の祭典である元旦祭は常任理事会のみの参列で今年も氏子地域の安泰と疫病沈静化をお祈り致しました。

元旦は行列の長さが年々長くなり、参拝者と祈祷昇殿参拝の方の入り口をパーテーションで区分けてみたり、現場の巫女さんの意見を反映しました。お守り授与所の机も椅子式の高さに変更し、巫女さん達の足への負担を減らしました。

やはり労働環境の改善で少しでも笑顔で接客やご奉仕した方が双方に良い結果をもたらすと思いますので今後も現場の意見を聞いて改善して参りたいと思います。

今年初のお守りの「福守」はレースにウサギが二羽編み込まれていて、内符がアクリルの清楚なお守りは崇敬会「たまむすひ」会員の方にはもれなく年末にお送りしました。会員特典として毎年の干支守として授与します。社頭で授与分はなんと元旦で在庫が尽きてしまいまして、ご迷惑をおかけ致しておりますが、2月中旬には再度授与できる段取りになっております。

舩木泰子権禰宜さん渾身の花手水正月バージョンですが、初日の出の太陽をイメージしているみたいです。なかなか思いついても素材の花とか色々工夫がなされて、よくやるわと感心します。
こういう才能が有られるとは思わなかったですが、本人も大勢の方から喜ばれているので幸せそうです。やはり、人に喜んで貰うのが一番嬉しいですね。

今年はいよいよ寒中みそぎも29日、若鷹会の有志のみで開催します。
古事記・日本書紀に親しむ、鷹乃羽雅楽会、田んぼ学校も再会の予定です。
また忙しい日々が参りますが、楽しんで過ごして行きたいと思いますので今年もよろしくお願いいたします。