禰宜です。この頃は本当に春めいた陽気の日でした。雪では無く、雨ですし、風も暖かかったりしますが、如月(きさらぎ)というように、着物をさらに着重ねする日が来るのでしょうか。とりあえずは、節分、そして立春です。当社では年が明けて15日前後で一段落しますが、本年はいつになくその後も毎日1件か2件ずつ、厄年のお祓いに来られました。「節分」までに厄祓を〜と各種案内にありますので、皆さんも落ち着いてから厄祓に来られるようです。厄年は数え年ですから、満年齢がスタンダードな現代ですから、なんとなくみなさん書くのに抵抗があられるような気がします。2つ、多く書かなければなりませんからね。
昔の古老の話を聞くと、「正月はめでたいけど、この頃は正月きたら、ああ〜また一つ、年とったかと思うと複雑な気持ちになるわい」とおっしゃる人がいましたので、やはり昔の人は正月に年を数えていたんだなぁと思いました。
当社では現在「節分祭」は実施しておりませんが、昔は「卯槌(うづち)の祝い」という厄祓式を斎行していたようですので、いずれは当社独自の節分祭を再興したいとかんがえています。
さて、大変長らくかかりましたが、境内の絵地図、完成しました。絵師の米田昌功氏の筆による物です。近日中に新川神社の「境内ごあんない」を動作させたいと思います。新川神社の境内には色々な石碑があり、たまに聞かれたりするので、この際史料として公開したいと思っていましたので、頑張ります。では。