三輪晃久氏ご来宮。

ようやく念願が叶いまして、初代新庄城主・三輪飛騨守長職(ながもと)の御子孫に当たられる三輪晃久(あきひさ)氏をお招きする日が参りました。6月6日から7日にかけての御一泊で、今回の目的は参集殿に絵画の奉納をいただく為の下見が大きな目的です。

三輪晃久様は初代城主、三輪飛騨守から数えて15代目で、日本画家としてご活躍されています。祖父は洋画家三輪越龍、父は日本画家三輪晁勢氏で、新川神社が現在の社殿を改築した昭和46年にはやはり新川神社奉賛会の顧問として御寄付も頂戴しております。今回の四百年記念事業奉賛会にも顧問として就任いただき、御寄付として絵画を御奉納戴けるという次第です。絵画の奉納は実は私のたっての希望で、三輪山の風景画をリクエストいたしております。勿論、新川神社の御祭神、大己貴神のおしずまりになる大神神社の本殿にあたるお山だからです。

遠い神代の昔、大己貴神(おおなむちのかみ)が、 自らの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)を三輪山に鎮め、大物主神(おおものぬしのかみ)の御名をもって祀られたのが大神神社のはじまりと伝えられています。そういうことで新川神社との重要な御神縁のつながりがあるのです。

詳しくは参集殿の参道ギャラリーに三輪氏家系図が掲示してありますのでチェックしてみてください。