夏越の大祓ご奉仕

宮司です。蒸し暑いですね。九州の大雨の被害、大変な事態になっていますね。心よりお見舞い申し上げます。富山の方も雨らしい雨が続かないので内心、まとめてぐわっーと来ると恐いですね。

今日は11日でだいぶ日にちが経ちましたが水無月の夏越大祓の報告です。今の時期、何かと優先される仕事があったり、月末は「古事記に親しむ」や「鷹乃羽雅楽会」など連日連夜行事がありますのでなかなかブログの更新もままならないのですが、ゆっくりと振り返る日々の写真を拝見していますと大勢の方がお参り戴いたのだなぁと感慨深く、次も頑張ろうという活力源となります。

いつも広報部長の川嶋さんには事細かく素敵な写真をご提供いただきまして有り難いことです。当日は気づかなかった事や参列者の顔ぶれなど拝見でき、私に取りましては後日活動写真を眺める事が楽しい癒やしのひとときであります。

今回、当日の朝に最終的に竹や紙垂などの飾り付けが終わった頃に近くの「あしたねの森」という介護施設のご長寿方がお参りと散歩に来られまして茅の輪をくぐって行かれました。「緑が綺麗で気持ちいいねー」とスタッフの方が声をかけておられました。やはり瑞々しい緑が人の心を浄化させるのだなぁと思いました。

当日は例年より参加者が多く、茅の輪守りも限定100躰ということですが、実は予備で120躰作ってあるんです。今回約10躰ほど余りましたので110軒分ほど授与した事になります。参列者も全員本殿に昇殿出来ずに申し訳なかったです。そろそろ当日二部制にして分ければ皆さん昇殿出来て良いのでは無いかと思いました。

午後5時30分にパラッと雨が降りそうになったのですが、こういうときはおまじないで、手を天にかざして「ストップ!」と言いますと止みます。ホントです。みんなでやると効果てきめんです、「龍神様、少し止めて置いてください!」ということで大祓式が終わるまではなんとかもちまして、社殿に皆さんが入るやいなや、土砂降りの通り雨。ご祈祷が終わって皆さんが帰る頃には晴れ上がりました。かしこしや、新川神社の龍神様。