平成最後の春祭・神輿渡御祭奉仕 4月19日

宮司です。平成最後の春祭りの週間天気予報は4月19日前後は晴れ・曇りなのに、19日だけは「雨」。宮司の日頃の精進不足と不徳の致すところと思い立ち、最勝寺にて「行鉢(ぎょうはつ)」という座禅しながら修行僧の精進料理を戴く行に参加した甲斐が合ってか、朝方だけ小雨に降られましたがその後はあがりまして、無事に神輿渡御祭を完遂することができました。

当日は平日にも拘わりませず、会社を休んでご参加戴きました各町内会の宮委員各位、若鷹会各位、どべ保存会各位に感謝申し上げます。

また、お仕事を終えてから駆けつけて戴きました若鷹会の会員や、差し入れで心づくしの料理で直会に手作りの料理でもてなしてくれた彩名さん、ゆうさんありがとうございました。季節の山菜の天麩羅や鍋ラーメン、酒肴などお若いのに通好みなメニューにはいつも感心しております。

私宮司職に取りまして春祭りを皆さんと無事故で無事に成し遂げられた時程の達成感はありません。毎年、天気の心配から時間通りに進められたか、食事は足りたか、事故が無き様に、お参りに滞りは無かったかなど準備と反省は欠かせませんが、毎年少しずつお祭りが進歩して氏子の皆様に「良い祭だった」と感じて戴ければ幸いです。

神様の御神霊が御神輿に降臨されて氏子町内をドベの導き、若衆と一体となって御神幸されることにより町全体が浄化され、自然界の勢いを張り巡らせるのが我々の使命です。
今回、五色の吹き流しを祭礼威儀物として準備いたしました。
五色の青・赤・黄・白・黒は木・火・土・金・水を表し、森羅万象はこの五行に陰陽の日月を加えて循環しているので、この力がバランス良く発展生成すれば此の世の中が繁栄するという祈りを込めて掲げました。

特に春は新緑の「芽が張る」季節ですので、自然界頑張れ!みたいな感じですかね。
平成最後の春祭りも無事に納める事が出来、御世替りをおだやかに迎える事が出来て本当に幸福感に包まれてこのブログを書いております。

翌朝早朝の境内清掃もお疲れ様でした。皆さんお休みでしかもお疲れの所後始末までご奉仕戴き感謝申し上げます。皆々様方に神の神護あらんことを。