令和元年の夏を振り返って 天正寺町内納涼祭

宮司です。もう9月。怒濤の8月を過ごしてようやく一息です。
沖縄旅行は11年間バカンスらしいバカンスを過ごせなかった宮司さんにとって、精神的に穏やかな安定をもたらした良い旅行でした。やはり休暇は必要ですね。たまに遠くへ旅してレクリエーションしたほうがいろんな意味で日々の生活や仕事のクオリティーが上がるような気がします。
最近、酒を飲んだら毒を吐く傾向が強くて自分でも自己嫌悪に陥っていたのですが、沖縄旅行以降はいつの間にか治ってましたね。穏やかな心でいられるような気がします。

さて、今回の話題は私どもの奉務神社37社のひとつ、天正寺という町の納涼祭に宮司としてご招待を受けましたのでお言葉に甘えて参加して参りました。この町内は平成10年に道路の拡幅に合わせて境内地の形状変更を余儀なくされた機会を良い風に捕らえて老朽化した社殿の改築を成功させた所です。少彦名社が氏神ですが、旧来の農村である元村と、新興住宅地が混在する町内で募金活動なども奉賛会を結成し、活発に活動されていましたので新川神社でも参考にさせて戴いた地域です。

毎年参加させて戴いておりますが、此所の納涼祭の目玉はバンド演奏に合わせて町内の子供達が振り付きのダンスを踊ったり、若いお父さん達も振り付きの歌を歌うなど「隠し芸大会」みたいなノリがいいんですよ。多分、忙しい中を皆さん集まって練習しているんだろうなぁと思いますが、仕事でお疲れのお父さん達が照れもせずに振り付きで踊っている姿は涙ぐましくも感動的です。
子供達も無邪気に喜んで踊ったり歌ったりしていますので、こうした手作りの演出はなかなか真似できないなぁと思いました。多分、プロのエンターテインメント関係の方がプロデュースしているんだろうなぁと思いますが、その持って行き方は一度聞いてみたいと思います。