令和元年の夏を振り返って 第四町内 稲荷神社祭礼

宮司です。8月18日は新川神社の境内外に鎮座する稲荷神社の例祭です。当日は四方神社の栂彦祭と重なっておりますので泰子権禰宜さんが奉仕しております。
この日は新庄町にある結婚式場、アーヴェリール迎賓館で12時から挙式もありましたので、朝から大忙しです。早朝7時から四方神社で栂彦祭の提灯設営。すぐ新庄に帰還して二人で結婚式奉仕。終わって私は四方で設営の続き。泰子権禰宜さんは稲荷神社奉仕の後、夜は栂彦祭奉仕という過密スケジュールですが、これを乗り切れば一段落です。
実は私は一度も奉仕したことがございません。今までは名誉宮司がお仕えしておりましたし。
私は四方の栂彦祭の設営準備で忙しいので今回、記録写真を撮って戴きまして概要を知ることが出来ました。

この稲荷神社は鎮座時期や由来などは判らないのですが口伝では安政5年(1859)の大洪水で昔の地形は失われてしまったのですが、昔は小高い丘に田の神として新庄の田んぼを見下ろす場所に鎮座していたそうです。今は「商売繁盛」で有名ですが、「稲成り」が「いなり」ですから本来の御神徳は「豊作を導く神」であります。現在は新庄町第四町内の方々が「地蔵盆」みたいな感じでお祭りを仕切って戴いておりますので有り難いことです。