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平成30年4月19日春祭・神輿渡御祭斎行。

宮司です。本当に今年の春祭りは天候にも恵まれ、最高な祭日和でした。昨年よりも色々とバージョンアップしまして、先ずは太鼓を載せる軽四トラックに乗せる雨よけの屋台を新調、若鷹会も祭用の大うちわを2枚新調。昼食場所を新庄銀座公民館に移設など良い意味で改善ができた祭であったと思います。ですから楽しかったです。
今年はどうなるのかな?が楽しいですね。準備は大変ですけど。

今回の直会では可愛い若鷹会員女子が季節の山菜と山花を自前で採取して戴いて、目にも心にも舌にも麗しい品々を振る舞って戴きました。誠に幸せな一時でした。本当に神主冥利に尽きる春祭でした。宮入も良かったです。今後も益々発展していきたいですね。

「昨年の通り」の祭は「現状維持」では無くて「退化」です。先達の神主からきつく言われてますので。新川神社の祭礼は毎年常に「少しでも良いから」前に進んでいく祭でありたいです。「新庄」は「常に新たなる所」ですから。

4月の事、諸々ご報告。

宮司です。Facebookではこまめに上げてますのでHPの「たかのたわごと」愛読者各位(いるんかい?)にはさみしい想いをさせているのでは無いかとあらぬ思い違いなど感じつつ、久しぶりのご報告です。春祭も無事に終わり、一段落と思いきや、なかなか休めません。仕事の一貫だと思って頭も心もリフレッシュしないと、可笑しな単純ミスを起こします。
桜、あっちゅう間に、散っていきましたね。今年の桜は早かったのですが、なんとなく何時もより白っぽくて淡い桜色が無かったような気がしませんか?
今年は紅白梅とソメイヨシノが同時期に咲いていて、枝垂れ桜も後を追うように咲きましたので短期間に集中して揃い咲きでした。本年試しに枝垂れ桜をライトアップしてみました。LEDライトのお陰ですね。安価になってきましたので買いました。雨に濡れても大丈夫な所が有り難い。今さらながらこれは発明ですね。
桜が散ると、ハナミズキが咲き、楓が新緑の葉を揺らし、ドウダンツツジが可憐な花を咲かせます。トリは「招霊(オガタマ)の木」の花ですね。この花がえも言われぬ可憐さで、好きです。ばぁーっと開かないうちに散ってしまう。奥ゆかしいところが良いですね。今日は久しぶりに雨でしたが、雨に濡れた木々や花も瑞々しくて良いですね。水も滴るいい女達が新川神社には大勢いらっしゃいますのでお参りがてら、会いに来てあげてください。

神仏かふぇ。& 神仏Bar. OPEN one day only

宮司です。富山市蜷川の最勝寺さんと共催の「神仏かふぇ。」ですが、この度夜の部も併設いたしまして、神仏かふぇ。&神仏Barとして開催する運びとなりました。実はこの企画は参集殿を設計計画している段階から冗談で言ってたことなんですが、現実化してしまいました!
予てより、新川神社では「お宮で飲もう会」がありまして、神道は宴会大得意なジャンルですのでいつも大盛り上がりで賑わっています。
一方、お寺さんはどうかと言いますと実は「坊主Bar」というイベントが富山でもちらほら少なからず開催されておりまして、じゃあ、カフェとバーは昔から相性が良いので、夜の部もやりましょうか、というわけです。
※ちなみに、カフェもバーも営業しているわけでは無く、あくまでイベント名です。念のため。

「お宮で飲もう会」と違うのは宴会形式の交流会では無くて宮司と和尚のプチ講座と参加者とのQ&Aで二時間を過ごすというスタイルです。
メニューは宮司・和尚セレクトのお茶とお茶菓子ですので、選べませんが、心を込めて美味しい物をセレクトしておりますのでご安心下さい。
今回はBarTimeにはやはりプロのバーテンダーにお任せして、おつまみも400年祭の町新庄祭騒動で多国籍屋台を仕切って戴いたジャマイカ料理ジェリーズの神田さんに提供戴きます。ドリンクメニューもどうするか、今相談中ですので楽しみです。
いつも、尽きない話で時間オーバー気味ですが、お酒が入るとどういう展開になるか、楽しみです。

いつもの神仏かふぇ。ではマスター役の二人が、神仏Barではホストと化しますので、どういう接客をするのか?見所では無いでしょうか。人ごとのように言ってますけど、大丈夫かな?

富山で子育てを頑張るすべてのママさんへ

宮司です。桜があっという間に咲いて、今日の午後の雨風であっという間に散っていきました。
突然ですが、本年より毎週金曜日の午前中に「ファミーユ」という子育てママさんの為の支援イベントを新川神社参集殿で開催されることとなりました。
神社としては参集殿をお貸しすることしか出来ませんが、少しでも子育て支援のお手伝いが出来ればと思います。私どもの地域は新興住宅地が増加する市街地でありますので、子育て奮闘中のママさんが多い地域であろうかと思いますので、神社境内の清々しい空気を吸ってリフレッシュして戴ける環境にあると思いますので、是非お知り合いのママさんにもお薦め下さい。

https://mielca.com/famille/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=59

https://www.famillexxx.com/

紅梅・白梅咲きました。

宮司です。境内の紅梅は先週から咲き始め、白梅はつぼみがあちこちほころんでいたところ、陽気でパラパラと咲き始めました。毎年のことではありますが、ようやく春が来たんだなぁと感じる一瞬です。

さて、私事ではありますが、長男の信明がこの春から國學院大學神道文化学部神道文化学科に進学することになりました。併せて明治神宮の神職実習生として勤務しながら大学に通うこととなりました。私と同じ道のりを歩むことになります。昨日、ようやく普通免許を取得し、下宿先である明治神宮研修寮に入るための生活用品の買い出しに親子三人で出かけました。スーツに布団等身の回りの物を揃えて愈々旅立ちの日を迎えます。

私どもが住んでおります新庄町は明治11年に明治天皇様が北陸御巡行の際に御休止された御縁深き場所。我が氏神・新川神社の前をお通りになって富山城下へ御行幸された御縁と、時代を超えて明治天皇陛下にお仕え出来るように「明」の人文字を頂戴いたした事も倅には伝えました。

平成32年には明治神宮鎮座100年記念大祭という大きな歴史の節目を迎えられます。併せて東京オリンピックも同年に開催されますので、彼にとっては貴重な大学時代を過ごせるのでは無いかと思います。北陸新幹線の御陰様で東京も近くなりましたのでこれから色々楽しみですね。

平成30年度鷹乃羽雅楽会始動。

宮司です。2月の大雪の残雪が陽気に溶け始めているこの頃です。3月4日、昨年12月から休講していました鷹乃羽雅楽会の温習が再始動しました。恒例の通り、午後6時30分〜8時までが二期生で平調五曲(越殿楽・五常楽・陪臚・鶏徳・皇麞急)の習得を目標とする初級コース。午後8時から9時30分までが一期生で、本年は課題曲として盤涉調と神楽を習得します。

雅楽温習としては通算77回目ということになります。思えば平成24年9月に初回を初めましてより7年目ということになります。年末年始は私が多忙である事と、積雪の為交通事情の危険回避ということで休講していますが、12月、1月と演奏活動をしておりますので実質、年中演奏をしております。

昨年の12月には新庄小学校の学童保育の「ひばり学級」のクリスマス会に雅楽演奏を奉仕しました。たまたま鷹乃羽雅楽会の会員がお世話をしておられましたので、御縁と言うことで演奏しました。過去にも富山県神社庁雅楽部で学校での訪問演奏を経験してきましたが、今回のひばり学級は放課後の時間ですので、子供達ものびのびと元気が良く、素直に反応してくれて演奏している我々が楽しませて戴きました。「陪臚(ばいろ)」というテンポが軽快な曲があるのですが、それの太鼓が打たれるのに合わせてロックのライブの様に「オイ!オイ!」と歓声をあげてくれてノッてきてくれるのには「雅楽でのれるンや!」と感動すらしました。名前の通り、「ひばり」の様に元気な子供達でした。おまえら、最高や!

また、1月にはミタホームさんの新年会の席に清興でお呼ばれで演奏して参りましたが、会場がなんと、昨年出来たばかりのTAD、Toyama Prefectural Museum of Art and Design(富山県美術館)内のレストランである「たいめいけん」でした!TADは私の尊敬する建築家である内藤廣先生の設計ですので、建物が醸し出す空気感そのものを感じられる箱ですので、そんな場所でいち早く演奏できたことが大変光栄でした。

そんなこんなで、本年も張り切って雅楽という音楽を通じて、おのれの魂の浄化と研鑽を積み重ねて、神様と人との仲介役としてレベルアップして参りたいと思います。

3月24日(土)第22回お宮で飲もう会開催、神道プチ講座もやります!

来る3月24日(土)第22回お宮で飲もう会開催です。今回のプチ神道講座はゲストに松井機業の松井紀子さんをお迎えしての「神道と絹織物と蚕」のお話しです。松井さんは「Johanas – ヨハナス」ブランドで有名ですね。http://www.shikesilk.com/2_1.html
新川神社の朱印帳はJohanas製です。現在在庫切れで入荷待ちですが。絹にまつわる当社の「お宝」も初公開しますのでお楽しみに。

平成30年2月19日祈年祭・鎮火祭奉仕

宮司です。久しぶりの豪雪で毎朝雪よかしの日々でしたが、ようやく一段落したようです。昨年の2月19日の朝、現在の名誉宮司つまり父親が宮司交代の意思表示をして以来、宮司交代後初めての祈年祭・鎮火祭奉仕と言うことでこれで一通り宮司としての祭典奉仕を経験したことになります。祝詞も浄書しまして心新たにお祈りいたしました。

この祈年祭・鎮火祭の祝詞は、平安中期の法典で延長五年(927)に完成した「延喜式(えんぎしき)」に掲載されている祝詞を奏上いたします。些少現代に合わせて新川神社に即したアレンジは施されていますが、ほぼ内容は原文通りです。ちなみに祝詞の元は祖父の祝詞を書き写しておりますので新川神社の神様も聞き慣れた文体では無かろうかと思うわけです。

千年以上前から祖先が奏上した祈りの言葉を先祖の魂と共に一体となって同じ神々にお祈りするという立場に有る者として、過去と現代、そして未来に繋がっているところが日本の神道の凄いところだと改めて感じます。

新庄町の農家である生産組合から献穀を戴き、直会も氏子の料理屋・浜木綿から松花堂小鉢の酒肴をご準備戴きまして直会を致しました。

お供えのお米は田んぼ学校で子供達と育てた神饌田のコシヒカリをお供えいたします。積雪の年は豊作だというジンクスがありますので本年も自然災害の無い、穏やかな一年でありまして、五穀豊穣、皇室の御安泰、工業、商業ありとあらゆる事業の発展と国の隆昌をお祈り申し上げました。

併せて、新庄町から火事が1軒たりとも出ないようにお祈りを致しました。残念ながら我が新庄町でも数年に何件か火事があります。しかも鎮火祭を奉仕する2月あたりに消防車が出動することが多いので火の扱いに慣れてきたこの時期に油断から起きやすいのでは無いかと想像しておりますが兎にも角にも火の用心、心がけましょう。

平成30年度第5回寒中みそぎ・鎮魂行法錬成会、無事終了。

お久しぶりです、宮司です。ようやく私にとってのお正月が終わったような気分です。安堵感と、心地よい達成感を得て、ブログを書ける日が何よりも楽しいことで有ります。今回のみそぎは、年々参加者が増えて参りまして、60名を越えますと禊ぎ場も参集殿もキャパシティーオーバーで、狭いところでやると怪我の要因とも成りますので限定60名で開催させて戴きました。参加者は一ヶ月以上前の12月中旬で満員御礼状態でした!今時の若い世代のチャレンジャーがこんなにたくさん居ることを嬉しく思いますし、一人でも多く神道の神髄を経験して戴きたく今後共工夫を凝らして開催していきたいと思います。本年は過去最高の寒さで残雪、水が凍る氷点下の水をかぶる事になりましたので、導師としても時間を考慮しながら進行に気配りを致しました。この日は寒くとも天候にも恵まれ、全員無事に行を終える事が出来て何よりでした。

冒頭の座学の時間に「何故、行をするのか?」という問いかけをさせて戴きました。「みそぎ」や「滝」、「座禅」や「写経」など神道、仏教問わず「行」があります。最初は好奇心や興味などで門を叩かれるのは、それはそれで入り口としては良いのですが、「行」をする事が目的になってしまっている様に感じる事もあります。最近は「滝行」が流行っている様で、マニアックに評論家みたいな感じで「あそこはどうで、あそこはたいしたことない」とか、なまじ教養がある人がお話になっていることが有りました時に、私自身「?」と感じたことが有ります。何を信じるかとか、何に帰依するとか、参拝する場所とか、何の行をするかとかは、個人でピンと来る、相性が良い物を選べば良いので、優劣を論じても意味が無いような気がしました。

みそぎと鎮魂作法を体験することにより自らの魂を浄め、生命力を高めた魂を自らの丹田に納めるのが神道のみそぎ行です。みそぎで新たな生まれ変わった魂になり、他の人々に元気を分け与えてあげる、弱った人を助けてあげる事により世の中を良くしていくことが行ずる意味だと云われます。みそぎは唯一人自分だけを清めるにあらず、自然と一体となって世界全体を清めるところに奥義があると伝わりますので、先ずは身近な家族から始めて、少しでも世の中を浄く明るくして戴ければ新川神社の神々も皆さんを応援してくれるはずです。そう願っております。

また、「年に一度みそぎをすれば、一年間大丈夫だ」と思いがちですが、やはり日々の日常もすべて「行」であることを昔から云われます。神道の格言で「それ神道と云は、人々日用の間にありて、一事として神道にあらずと云事なし」(度会延佳・陽復記)というものが有ります。

毎日の生活、洗顔も歯磨きも手洗いもみそぎですし、部屋の掃除や整理整頓も「おはらい」です。そう意識して、日常の事も「神道の行」だと云う意味だとおもいます。

人生において、仕事や結婚生活、育児もそれぞれが人生という「行」ですから魂を磨き浄める為の現象だと考えれば、辛いことも意義有る事として乗り越えていくしか無いですね。

是非、毎朝神棚にお参りをして日々、みそぎを終えたときのすがすがしさを維持出来るようにお勤めいただければと思います。寒中みそぎ・鎮魂行法錬成会に参加されました方々の人生が益々有意義で充実した日々で有られますことを鎮守の杜よりお祈りいたしております。

平成30年謹賀新年其の弐

新年の更新第2弾です。本日は午前中は企業の仕事始めのお祓いをご奉仕致しました。午後からは氏子の各家に参上致しまして新年のご挨拶と神棚祈祷のご奉仕にまわりました。

本年元旦は悪天候ながらも雪では無かったので除雪作業が無かったのは我々にとって有り難い限りです。本年は宮司交代して初めてのお正月ですので、先代宮司の担当範囲も廻っておりますので、毎年の時期に訪問できないのは予め判っておりましたので回覧板にてご案内しておりましたが、予想通り、昨年より二日ほど遅れ気味の家祈祷です。鏡開きの11日までには終えたいので明日が勝負です。次年度は新規職員と共に廻りますので多分、本年は過渡期と云うことでご容赦いただきたいと思います。

平成30年謹賀新年其の壱(大晦日準備〜年越し大祓)

明けましておめでとうございます。本日は9日ですがようやく息継ぎができるような頃になりました。お正月は奉務神社の歳旦祭、氏子新庄町を1軒ずつ新年のご挨拶と神棚祈祷に訪問する「家祈祷(やぎとう)」に加えて神社にはご祈祷や御守りの授与に参詣客が大勢お参り戴きます。また、仕事始めの頃には会社関係の新春祈祷が年々増えて参りまして賑わっております。誠に有り難いことです。駐車場と参拝者休憩所も出来ましたので以前よりは何かと利便性が良くなったとは言え、参拝者の方々にはご不便や行き届かない事が多く、年々少しずつ改善しているところですので温かい目で眺めていただきたいです。

お正月の報告の其の壱は大晦日から新年を迎えるまでの様子です。本年は神社内の収納棚導入や古札納め所の新設、掲示板の掲示物の変更など、些少ながら社頭を整然とするための工夫を致しました。

簡易神棚を無料で差し上げる展示スペースと今時の住宅に似合う「モダン神棚」の参考展示スペースも設けました。参集殿には「お休み処」を設営、お茶は最勝寺で御縁をいただきました高橋太郎さん奉納の「月読(つくよみ)」という新川神社をイメージしてブレンドしていただきました新川神社オリジナルハーブティーを振る舞いました。太郎さん、有り難うございました。

書道家・漆器工芸家の黒田昌吾先生からは昨年に引き続き、謹賀新年のおめでたい書を4枚もご奉納いただきました。神社の本殿と参集殿の両玄関に掲示してあるのが黒田さんの筆に依る物です。本当に有り難いことです。一段と格が上がりますね。黒田昌吾先生、有り難うございました。

年越し大祓も大勢のご参列をいただき、平成29年の罪穢れを祓いやって、新年を迎えます。年越し大祓参加者には恒例の新川神社神饌田で収穫した神聖な稲わらで宮司が精魂込めて縒りましたしめ縄の「笑門来福」御守りを授与致しております。来る年も笑って過ごせる日々であるように御祈願を籠めました。夜も更け、石灯籠の蝋燭を灯して新年を迎えます。

本年も新川神社と当ホームページを宜しくお願いいたします。(続く)

12月3日お宮で飲もう会#22しめ縄講習会&忘年会開催

宮司です。師走も半ば近くで、慌ただしい日々が続きます。
本日、除雪車を初走行させました。事前に天気の良い日にオイル交換やら、バッテリーチェックやら、可動部オイル差し、塗装の剥げた部分の再塗装(雪が付着するので大事)などしてますのでバッチリ!
これを怠ると余計な時間と労力を費やしますので除雪車だけは自分の手で念入りにメンテします。
総代会の上井石庭さんもブルで境内除雪戴きました。本当に有り難いことです。

では、12月3日、夜の部の様子を紹介したいと思います。

ご覧の通り、今回も大変盛り上がりました!参加者の皆さんからの差し入れも当会ならではのしきたりです。初回から会費はなるべく抑えて手弁当で集まって楽しむ、というのが意外に面白いんです。持ち込まれた物が意外に美味しかったりすると、ボキャブラリー増えるじゃないですか。「いや、今まで食べず嫌いだったけど好きになった!」とか有るわけですよ。いやー、今回も楽しく過ごせました。色々差し入れなどお気遣い戴きました方々に御礼申し上げます。

多少、近所にご迷惑をお掛けしていますが、ご理解戴きたいと思います。こちらも節度を以て大人の酒を飲みたいと思います。

次は、寒中禊ぎですね。かなり募集が多いようです、定員60名ですので「我こそは!」の方はお早めのエントリーをお薦めいたします。

菅原道真公御真影掛け軸 修復

こんちは、宮司です。ようやく社報の原稿を入稿しましたので遅くなりましたがご報告です。

伝説に因りますと初代新庄城主三輪飛騨守長職が新川神社に奉納されたとされる土佐将監(光信)筆・菅原道真公の御真影の掛け軸の修復が完了して12月3日、納品されました!

越中志徴(えっちゅうしちょう)には

「元和元年夏の洪水に、社頭水底と成、神器悉く没失。其此相残るものは、天満宮の御影と云て一軸今にあり。(略)」とあるので、四百年前の洪水ですべてが流された中で唯一、四〇〇年以前の遺品であり、初代新庄城主三輪飛騨守長職[生没:生年月日不肖〜天文十九年(1550)]が新川神社に奉納した神宝だと云われる伝説の掛け軸です。

絵師は土佐将監(光信)[生没:永享六年(1434)〜大永五年(1525)]で、大和絵の土佐派の中興の祖であり、狩野派と共に日本画の二大流派として江戸時代まで続いた名門です。
代表作は北野天神縁起絵巻(重文)・清水寺縁起絵巻(重文)など多数有り。
歌舞伎の演目「傾城反魂香(通称:吃又)」のモデルにも成っています。
錦の表装から今からさかのぼる事およそ500〜550年前の室町時代中期、土佐光信が三十代前後の頃の作では無かろうかと素人ながら推測しております。
毎年富山の天神講の風習に倣い、舩木宮司家の床の間に十二月二十五日から一月二十五日まで掛けられます。

永年の傷みが激しく、絵の具が割れて落ちてくる様になったので近いうちに修復をしたいと思い、貴重な神宝を預けることが出来る職人との出会いを待っておりました。
また、一度鑑定をしておいた方が良かろうとも思っておりましたが、何処にどう頼めば良いかわからず、先ずは参集殿にパネル展示をして好機を待っておりました。
案の定、神様のお導きにより、この度井波の表具師・岩﨑正克氏(岩﨑清正堂)に出逢うことが出来ました。岩﨑氏は京都での修業時代、三輪晃久氏(日本画家・初代新庄城主後裔・新川神社奉賛会顧問)と仕事上の取引も経験されていたと聞き、これは時代を超えて導かれた御縁だと感じましたので即、修復を依頼致しました。

丁度お宮で飲もう会が開催される日でしたので、皆さんにお披露目も兼ねて表具師の岩﨑さんから掛け軸の修復に関するプチ講義をして戴きました。

そしてなんと、納品に併せて岩﨑さんから、三輪晁勢筆の額の奉納を戴きました!
思いもよらなかった事ですが、何もかも三輪さん繋がりの御縁を感じまして大変感動いたしました。本当に有り難く感謝申し上げます。

三輪晁勢氏は日本画家で参集殿の三輪山の絵を奉納戴いた三輪晃久氏とは親子です。
昭和46年新川神社改築の時には奉賛会顧問として御寄進を賜っております。
親子二代に渡り、御崇敬の御縁を戴きますことに御神縁を感じております。
奉納の記念撮影も親子の絵をお揃いで撮らせて戴きました。
「慶雲」というおめでたい言葉の額です。

新庄御鎮座四百年記念事業の締めくくりにふさわしい、締めの作業を無事終える事が出来、大変嬉しく思います。

12月3日田んぼ学校しめ縄作りとコシヒカリ試食会

寒くなりましたね、宮司です。今日まで年末発行の社報の編集作業をしておりましたので更新が遅くなりましたが、田んぼ学校の締めの行事の報告です。

平成26年から開催した「田んぼ学校」は本年で四年目を迎え、全国的には夏の日照不足にて昨年と比べ減の地域が多い中、新川神社神饌田は過去最高の豊作でした。奉耕者の田添啓一様、吉田榮一様の御陰様でございます。

先ずは子供達が植えた稲から穫れた稲わらでお正月の玄関に飾るしめ縄を綯います。左縄で綯うことが日本書紀に書いてありますのでなかなか難しいのですが、なんでも自分でやることが大切ですので体験して貰ってます。今の時代ではプロの農家の方でもなかなか綯える人が少なくなっていますので、「誰もやらないことを馬鹿真面目にやる」ことが多分、後世に良いことを伝える事が出来ると私は強い信念を持っています。まぁ、実際は自分で作った方が良かれ悪しかれ、大変ですけれど楽しいですよね。達成感がありますから。

神饌田で穫れたお米をみんなでおむすびにして食べます。おむすびの中に入れる具も自分で色々選べるところが楽しいですね。新川神社の田んぼ学校はDIY(Do It Yourself:専門業者ではない人がする自作や修繕のこと。)がポリシーですので、お互い少しずつ学びながら成長していきたいですね。私も毎年新しい発見と少しでも自分で出来る事を探して実践していきたいと思います。

恒例のクイズゲームはテーマを「お米」から「古事記」に変えて、「古事記かみしばい」を見てから出題します。クイズが優しすぎたのか、みんな全問正解でした。

お土産は自作のしめ縄御守です。自分で植えた早苗を収穫して自分でおむすびにして食べて、その稲わらでしめ縄を作って氏神に備えてお正月を迎える、という祖先が繰り返してきた業を体験しながら自分の住んでいる新庄町と一体化する気持ちになっているような気がするこの頃です。昔の人はやはり土地と一体化してたから氏神さんに対する「想い」が自然とあったんでしょうね。

平成29年度新穀感謝祭並びに神宮大麻・新川神社御神札頒布報告祭斎行

11月26日、恒例の新穀感謝祭並びに神宮大麻・新川神社御神札頒布報告祭を斎行致しました。本年は日曜日ということも有り、若鷹会の役員も総代会理事ですので参列して戴きました。

顧みれば丁度1年前に「新庄御鎮座400年記念大祭」をこの日に併せて斎行いたしましたことを感慨深く思い出しながらのご奉仕でした。本年は宮司に就任して初めての一人奉仕でした。倅達は高校生になりますと学校が優先されますので今までのようには奉仕が出来ませんのでさみしい限りですが、いずれは複数名で出来る事になると思います。

本年は夏の日照時間が短かったので昨年より収穫が少なかったところが大半のようですが、新川神社の神饌田は豊作でした!昨年の約二倍の2俵が収穫されまして当日お供えいたしました。今までは稲が倒れたりして収穫は出来たのですが、最大どれほど収穫できるのか見当も付かなかったので尚更嬉しく感じました。

今年から直会の酒肴が豪華になりまして、本当に田んぼ学校を始めてから稲作に対する意識と収穫の喜びが実感として感じられるようになりました。地元の神域で穫れたお米を食べて産土の神・土地神と一体と成ることが出来る。こういうことを田んぼ学校で一人でも多くの方に感じて戴ければ神主冥利に尽きるというもんです。