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11月26日新穀感謝祭並びに神宮大麻・氏神御神札頒布報告祭

宮司です、更新が前後致しましたが、恒例の感謝祭を斎行いたしました。本年も新川神社の神饌田は豊作で、稔り豊かな海の幸、山の幸の神饌をお供えいたしました。
幸いなことに郷土富山は本年も大きな自然災害に見舞われずに一年を過ごせたことは本当に感謝です。

加えて喜ばしいことがありました。予てから懸案でございました神社の横の道であります、市道新庄10号線の拡幅工事の正式な契約が纏まりました!既に境内地の財産処分と模様替えの公告も終え、年内の契約履行となります。
そのお祝いも籠めまして、御神前には羽根屋の純米大吟醸をお供えいたしまして直会でお下がり頂戴いたしました。

本当にこの拡幅工事は永年の懸案事項で地元新庄町は元より、校下の自治振興会の方々とも富山市に陳情を重ねて導き出した契約ですので、奔走いただきました関係者諸氏に感謝感謝であります。
本当に、道ひとつ拡げるのにも大変な時間と労力が必要で、ましてや新しい道を開くと言うことは大変な事業では有りますが、我々はそういった名も無き人々のお働きによって日常ごく当たり前に通っている道が出来ていることを改めて感じました。

お宮で飲もう会#26しめ縄作り篇

宮司です。お昼の「田んぼ学校」に引き続き、夜の部は若鷹会の「お宮で飲もう会」です。
子供と大人併せて今日だけで約100人にしめ縄作りを体験して戴きました。
皆さんと日本の神道祭祀にかかわる最重要アイテム、しかも豊作神饌田の稲わらを使って、正真正銘正統派の「左綯い」のしめ縄をお伝えできることは、神主冥利に尽きる事であります。
先ずはしめ縄の起源である古事記・日本書紀に伝わる「天岩戸開」のお話しを致しまして、しめ縄があれば神祭ができる事をお伝えしました。それと、重要なのがお正月に年神を家に招き入れる為のアイコンであること、肝心の家の中に神様の拠り所である「神棚」と、新年の為に改められた伊勢神宮の神宮大麻、氏神神社の御神札が必要である事をお伝えしました。

恒例の宴会では、大勢の方々に思い思いの差し入れを頂戴致しまして有り難く感謝申し上げます。こちらで何もかもお膳立てすることも出来るのですが、やはりいろいろシェアしたほうが皆さんで作り上げる宴会の場というものがより豊かな会となるような気がしております。

若鷹会は女性も多いので花の奉納や、もつ鍋の差し入れ、漬け物や飲み物に至るまで本当にありがとうございます!しかもみんな、よく飲むな〜、ほとんど無くなりました。流石。
此所でも昼間の田んぼ学校に参加いただいたお母様達に握っていただいたおむすびにて「コシヒカリと富富富の利き米会」を開催致しました。此所でも正解率は半分でした。
今回は会員のおめでたいお話しを複数お伺いすることが出来たので嬉しい日でありました。

また、毎年恒例の寒中禊ぎは、何時も利用している銭湯が閉店致しましたので存続を審議中です。年内にはいずれかの発表がお知らせすることになろうかと思いますので今しばらくお待ち下さい。

本年は本当に穏やかな中にも充実した活動が出来た若鷹会とお宮で飲もう会でした。参加者も56名ということで神気満点のしめ縄で良いお正月をお迎えされ、来る年が益々みなさんにとってより良き日々である事をお祈りいたしております!

田んぼ学校しめ縄作りとコシヒカリと富富富の食べ比べ開催。

宮司です。12月3日、晴天の下みんな楽しみにしていた神饌田のお米を神様と共に頂戴する日を迎えました。先ずはお宮にお詣りです。ちゃんと手水をして身も心も清めてからお参りしました。今回神饌田のかんさつ日記を提出戴いたのは1名のみでした。この場でその証しとして、新川神社オリジナル朱印帳にかんさつ日記奉納の事を書いて授与いたしました。本来の御朱印はこういう使い方をしたものでしょう。お寺に写経を納めたお記しとして授与されたものでした。(新川神社オリジナル朱印帳は御朱印料込みで初穂料1,200円で授与致します。)
先ずは神饌田で収穫した稲藁を使ってお正月のしめ縄を綯いました。年神様にお家の中に入ってきて戴く目印として玄関にかけるんだよ〜とお話ししました。そうすると、一年間神様にまもられるんだよーと。多分その時は理解してくれてると思います。今頃は忘れてると思いますが。ですけれども、神社で一年間を通じて稲作を経験して泥や川の水に触れたり、稲わらを触れる事自体、現代ではプレミアムな事じゃ無いですかね?こうした実体験が一生涯のおもいでとなり、文字通り「地に足を付けた」本物の日本人に育って貰いたいもんです。なんたって稲作こそ、日本発展の礎ですから。

しめ縄が完成したらいよいよ神饌田コシヒカリをおむすびにして食べます。
本年は「富富富(ふふふ)」という富山のブランド米のデビューの年でした。メディアでも富山県が肝いりで開発したお米ですので大きく取り上げられていました。
私がふと、思いつきまして、コシヒカリと富富富の利き米会ならぬ「ブラインドテスト」をしたら面白いんじゃないかと思いましたので、半分ずつお米を炊いて、種類はわからないように「右」と「左」だけの表示にしてそれぞれ食べて当てっこをしました。

既に下味で塩味が入り、トッピングに海苔と具材が入っていますので当てるのが難しいとは思いましたが、案の定正解率は半分でした。しかし驚くことに、食べずに触っただけで当てた児童もいましてびっくりしました。奉耕者も食べただけではわかりにくかったようですが、米の色とかで認識しておられました。要は富富富も元はコシヒカリの品種改良ですので大きくは違わないので両方美味しい、ということがわかりました。白米で炊きたてを比べた方が違いがわかると思いますが今回は段取りの関係で出来ませんでしたので、いつかやれればとおもいました。
年配の方が一様に「食べ慣れたコシヒカリが美味いわ」とおっしゃいますが、私は「どちらが美味しい」の比較は無意味だと思っている人です。
コシヒカリより倒れにくくて農薬が少なくて農家の方が育てやすく自然災害に強いコシヒカリが富富富です。コシヒカリと同じテイストなら市場に出す意味が無いじゃ無いですか。冷えてもモチモチして美味しい。寿司やおむすびにマッチするお米。固めに炊くとスッキリとした味わいで料理の味を引き立てます。私は好きですね。お米がセレクトできる幅が多い程、食文化が豊かになるじゃ無いですか。
特に生産者が「あちらのほうが美味い」とかそんな心で稲作して貰いたく無いですね、作る人が心をこめないとだめでしょ。好みは千差万別。違いがあるから面白いんです。

食事後は古事記の紙芝居。今回は「天孫降臨」。稲作を広めるために高天原から天下りをした「ににぎのみこと」のお話しから山幸彦・海幸彦のお話でした。紙芝居をしっかりと見ていないと、次に始まるクイズ大会の問題に答えられないので意外とみんな真剣に聞いていました。

最後は恒例のクイズ大会です。ここで日本の神話やお米の事について子供達は学んで行きます。父兄の方々も知らなかったことも少なからず有ると思いますので親子で楽しめるクイズを毎回私自身が楽しみながら考えています。これがたのしいんですよ、子供の笑顔を想像してひとりでにやにやしながら考えてます。

 

HEARTの中のART ボーダーレス・アートセッション in TOYAMA ご報告・其の弐

宮司です。今回はメイン会場である金岡邸の作品展示の様子をどうぞ。

HEARTの中のART ボーダーレス・アートセッション in TOYAMA ご報告・其の壱

師走に入りまして寒い日になりました、愈々年末と言うことで滞っておりましたご報告を一挙にさせて戴きます。先ずは11月10日(土)より18日(日)まで行われました作品郡ですが、圧巻でした。木下晋氏の講演を聴いてから見ますと尚更に理解できます。先ずは今回展示作品は展示会をするために製作されたのでは無くて、誰に見せたいというわけでも無く、日々の営みとして「生きる」ための「創作」という意味で他の美術作品と制作される根本が違う、ということ。そしてそれらは家族や周囲の人から無視されてきた「もの」であったのを、ひょんな事から芸術作品として「発掘」されたということ。今回の主催者の米田昌功氏を始めとする見識者に発掘されないと世に出てこなかった物達であります。

HEARTの中のART「木下晋講演~生の芸術 命の芸術」

宮司です。初日に開催されましたトークショーの動画です。私、当日は秋の収穫感謝祭のご奉仕でリアルタイムでは拝見できなかったのですが、川嶋広報部長が作品の写真や会話の中で引用された絵画などの参考画像も挿入して理解しやすくなっています。

是非、この動画を見てから金岡邸へ此の週末お出かけ下さい!絶対、皆さんの既成概念が更新されると思います。

HEARTの中のART ボーダーレス・アートセッション in TOYAMA 開催

宮司です。本年本日の10日(土)より18日(日)まで、近所の「薬業商の館 金岡邸」と「新川神社参集殿」を会場として表記のギャラリーが開催されます。
神仏かふぇ。に始まり、神仏かふぇ&Barに続く待望の「アートギャラリー」の開催に大変嬉しく思います。参集殿の建設当時より「神社の参集殿と言うより〜」的な催しの分野でしたので願望が実現した形になります。

今回の企画は富山県障害者芸術支援センター「ばーと◎とやま」は私の高校時代の同級生で、新川神社の臨時神職でも有る「米田昌功画伯」の主催するところで、新川神社と致しましても全面的に協力するところであります。

ところで皆さんは「アール ブリュット」という言葉をご存じですか?私は近年米田君から教えて貰って詳しくは無いのですが、「生の芸術」として「ジャンデュビュッフェ」というフランスの画家が名付けた近代絵画の新しい分野で、彼はアンフォルメル(非定形の意味。1950年代に盛んになった前衛美術運動)の先駆者と見なされ、20世紀美術の流れをたどる上で重要な画家の一人とされている人物です。詳しくはみなさんから直接、米田さんに聞いて貰う事に致しまして是非一度この「不思議な」感覚のギャラリーをご覧ください。
本日、午後3時から参集殿にて日本を代表する鉛筆画家の「木下 晋(すすむ)」氏のトークショー「生(き)の芸術 命の芸術」と題してのトークショーがありますので是非ともご来場下さい。

新庄町でイベントとして金岡邸とコラボレーションを取れるのも初の試みで、今後のイベント開催の先駆けの形が出来ました。将来的には近所にはお寺や保育施設、学校に楽器屋など大きな施設が近年整備されてきましたので新庄町全体を会場としたイベントの企画、例えば「新川神社町新庄遷宮410年記念・町新庄祭騒動〜RETURNS〜」と言うことへも可能性が広がります。

本年は明治維新150年の節目の年。金岡邸の庭園は明治天皇御小休憩跡地の聖蹟であり、宮司家の前には明治陛下が御手をお清めになられました御用手水鉢があります。御縁の年に御縁を結んでいただいたような気がいたしております秋です。

平成30年秋季例大祭・鷹乃羽雅楽会奉納演奏

宮司です。実は今日大島・神明社の秋祭りに併せて社殿修復の竣功慶賀祭でご要望により神楽「朝日舞」「豊栄舞」の二曲を奉納演奏いたしました。演奏者は私ひとり。舞人は権禰宜さん。写真が無いので残念ですが、全身全霊を傾けて祝詞奏上、奉納演奏しましたので疲れました。本来ですと鷹乃羽雅楽会の方にも参加して戴いて演奏すれば良いのですが、平日の昼間である事、場所が狭いこと、先方の依頼がお二人でお願いします、ということでしたので頑張りました。歌・笛・和琴・琵琶・笏拍子を一人でどこまで出来るか、豊栄の舞の間奏部分を琵琶だけで如何に乗り切るか?ということで1週間前から個人練習をしておりました。出来はともかく、やれることはすべてやりきったので後悔無く演じ終えることが出来ました。なんか、芸者さんのお座敷みたいな感じかも知れません。一度、客観的に見てみたいですね、怖いもん見たさでしょうか。

さて、本題ですが本年の秋祭りは日中少し雨に降られましたが夜祭りは晴れまして近隣から大勢のご参拝を戴きまして賑やかに過ごしました。

鷹乃羽雅楽会の奉納演奏を午後7時から行いました。本年は曲目も多く、舞も二曲入れまして盛りだくさんの感が有りましたが、本番で強くなるためにやはり長丁場での演奏力という事が必要ですのでそういう意味でも今回は時間が40分過ぎるくらいの奉納演奏でしたが無事に納める事が出来ました。

「日本酒造りと林酒造について」第25回お宮で飲もう会開催。

宮司です。なんやかんや言っている間に霜月突入で、急いでブログ更新です。
今回のお宮で飲もう会は「日本酒造りと林酒造について」と題し、林酒造場、杜氏 林秀樹社長にお越しいただきました。詳しくは当HPのトップから入れます「青年団 若鷹会」のHPに詳しいのでそちらをご覧戴きますれば、講演の内容が動画でご覧戴けます。

「御神酒あがらぬ神は無し」と昔から言われますように、お酒と日本人は良好な関係を保持してきた伝統があります。「養老儀制令」養老二年(718)制定、天平宝字元年(757)施行の我が国の基本法令に下記の定めが見えます。春の豊作を祈る田祭の時のお定めには

「凡そ春時祭田の日、郷の老者を集めて、一たび郷飲酒礼(ごういんしゅらい)行え。
人をして尊長養老の道を知らしめよ。其れ酒肴等の物は、公廨(くがい)を出し供せ。」

(現代訳)
春時の祭田の日には、郷の老者を集めて、郷飲酒礼を行うこと。人々に長を尊び老を養う道を知らしめること。お酒と肴は公費にて支出せよ。{酒肴等の物は公廨〔くげ/くうげ/くがい〕(官物・正税)を出して供すること。}

なんて良い国なんだー、日本はー!って思いません?憲法でお祭りの日には敬老精神を持って酒宴を行え、経費は持ってやる!って憲法で決まっているんですからねー。呑兵衛天国ですな。

この条文に対する『令集解』の「一云(あるにいう)」には、これら祭礼にあたって
「男女悉く集まり、国家の法を告げ知らしめ訖(おわ)る」とあり、春祭りに対して役所から公費が出る代わりに、伝統的な村の祭りに国家の統制が及んでいる事が見られます。

要はお酒を酌み交わし、そのかわりちゃんと人としての道徳を広めていた、というお国柄なんですな。そんなことを思いながらお酒を吞むとひと味違いませんか?みなさん。

神無月は忙しくて・・・10月8日常盤台神社創建50周年記念大祭

宮司です。10月には雅楽の檜舞台が立て続けにありますので、毎日昼は祭典奉仕、夜は雅楽のリハーサルの毎日ですが、元々神主の家に生まれてなければミュージシャンに成りたかったので本望なんです。
10月2日の昼は籾米と藁の乾燥作業、夜は日枝神社の「雅楽と癒やしの音楽祭」でアンデス民謡のWAYNOと出演。4日夜は神社庁雅楽部のリハーサル、6日は東猪谷の春祭、夜に神社庁雅楽部のリハーサル、7日の昼は東猪谷の春祭、夜は鷹乃羽雅楽会のリハーサル。8日が常盤台神社創建50周年記念大祭と奉納演奏本番。その後楽器を能楽堂に搬入。9日は富山県神社庁主催の天皇陛下御在位30周年記念大祭・奉納演奏会本番。まぁ、なんとかなるもんです。

常盤台神社は戦後の高度成長期の昭和43年に新興住宅地に創建された全国的にも珍しい神社です。
過疎化で神社が統合され無くなっていくことはありましても新たに創建されたという事は当時の方々の熱意が綴られた「常盤台神社二十年史」に詳しいので要点を抜粋します。

「明けて四月二十九日、常盤台神社初の春季祭典ということで町役員外氏子一同参列、舟木宮司、司祭によって厳かに祭典が行はれました。
郷土愛の発露というべき、神社建立の尊い事業は、恐らく、新開地のおよそ団地としては、富山では囁矢であったと思います。その歓声を聞きながら、次代を背負う児童達よ、郷土愛に燃えて欲しい、そして若木のように、すくすくと育って、力強く根付き、大樹となって、常盤台の礎石たれと、氏子一同、心に願った記念すべき日でありました。時に昭和四十三年四月二十九日です。」

創建当時のお世話役の方々は働き盛りの40代を中核として進められたそうです。本業があり、家庭も大変な時期に神社創建に町内各戸1軒ずつ説得に廻られたそうです。本当に頭が下がります。

私は氏神神社に神職としてお仕えするときに当然、神社に奉斎されている御祭神に対しての祭祀では有りますが、その氏神と共に地域発展に尽力されたお世話役の祖先の御霊に対しても敬意を込めてお詣りいたします。

氏神というのはそうした歴年の地域貢献者の魂も宿る場所なので、地元に住んでいる人たちは新年に際してまず最初に敬意を持ってお詣りするべきだと言うことを伝えていきたいと思います。

当日は記念大祭の後に公民館を舞台と致しまして「鷹乃羽雅楽会」による奉納演奏をさせて戴きました。越殿楽、朝日舞、豊栄舞をご披露いたしました。

 

神無月は忙しくて・・・秋祭り篇

宮司です。表題の如く神無月は忙しくてようやく間が空きましたので今月のご報告です。
10月に入りますと各地の神社で秋祭りが催されます。6日、7日は大沢野の猪谷地域の祭礼で五社に出向きました。此の地域独特の「湯釜神事」がありましてこれが面白いんです。
祭礼前に境内にある竈に湯を沸かし、麻緒と紙垂を竹で垂らしておきます。
神社での祭典が終わりましたら笹葉を結わえた物に祓え詞を唱えて煮え立った湯に笹葉を浸して参列者に振りかけます。当然、熱いです。熱いですが参列者の宮総代、おじいさん、おばあさんも熱い湯が来ることを覚悟して両手を併せて潔く熱湯のお祓いを受けられます。その後、釜の上に垂らしていた紙垂を各自1枚ずつちぎり取り、熱湯の釜に浸してから自分の躰に擦り付けます。躰の都合が悪いところを念入りに撫でつけてから、この紙垂を境内の御神木に投げつけて、樹皮にピタッと張り付いたら災厄が祓われる、という神事です。なかなか樹皮に紙が付かないので最近では樹皮の隙間にねじ込んで居られます。大祓神事の人形の撫で祓いの要領ですね。古事記・日本書紀には「盟神探湯(くがたち)」という熱湯の湯釜に両手を入れて嘘偽りの潔白を証明する事が書かれていたり、湯立て神楽など五穀豊穣、無病息災を祈る神事が多く残っています。
この東猪谷地区の神事は行者が伝えた事だと言われています。
他にも本社とは別に「秋葉神社」が祭られていたり、太子堂があったり、此の地域ならではの土着の信仰があり興味深い所で、私は好きです。

田んぼ学校稲刈りの後日談。

宮司です。本日無事に玄米が奉耕者から納品されました!一俵半の収穫で昨年より多かったようです。昨年までは籾米の乾燥を奉耕者の作業所でお任せしてきましたが、今年は場所を新川神社でやりました。
稲刈りの29日はあいにくの雨でしたので10月1日の午前中に晴れ間が見えたので奉耕者の方がコンバインで稲刈りと脱穀までしていただき、10月2日に参集殿にて籾米を乾燥。曇り空なので室内で乾燥。扇風機と除湿器で一晩置きました。
しめ縄用の藁も濡れたままの収穫でしたので社務所で一晩陰干し、扇風機で水分を抜かします。その後10月2日に参集殿へ移動させて籾米と一緒に乾燥しました。
昨日の10月3日は「日本晴れ」といって良いくらいの晴天。朝から奉耕者の田添さんと水分を測るマシンを導入して籾米を14%〜15%を目標に天日で干しました。噂に聞いていましたがハイテクな「籾米を脱穀してサンプリングした米から適正水分量を検出する作業」を初めて教えて貰いました!これが凄いんですね。昔の人が直感でやっていた事を数値に残せれば、なんとなく来年にフィードバックできますんで。
藁は陰干しで青青とした「コシヒカリ」の藁が準備出来ました。収穫した藁から茶色い皮を取り除く作業を夕方しておりましたら川嶋咲四さんが仕事帰りに手伝って戴けました。ありがとうございました。写真でもわかると思いますが、収穫した籾米は脱穀して精米して白米となって我々の口に入るまでの間に凄く手間がかかるんですね。皮をひっぱがされ、乾かされるので水分は取られ、その後に精米されますので皮膚を削られ「因幡の白兎」状態になるまでに約4割は削り取られるということを「知識」ではなくて「体験」出来た事が何よりも貴重な収穫でありました。雨のお陰ですね。参加されたお母さんから雨について、「久しぶりに新川神社らしい日になったね!」との言葉。確かに、雨降れば雨降ったことで得したことがありましたので雨の日も悪くないです。私的には好きですね。雨男ですし。雨乞いのご祈祷は新川神社まで。

H30田んぼ学校稲刈り開催。

宮司です。本年の稲刈りは台風が近づく中、秋雨の中開催致しました。稲刈りは雨合羽を着た田男・刈り女が一束だけ収穫しました。晴れた日に稲刈りしないと乾燥が大変ですので。そのほかのスケジュールは予定通りで、雨天にもかかわらずに子供達と楽しく過ごせました。参加者は田植えよりも少なかったとはいえ、11名の田男・早乙女に参加いただき有り難かったです。
皆さん、田植え祭に参加していただいた子供達ですので、祭礼作法も飲み込み早いし上手。
子供達の様々な表情を拝見できて私的には凄く楽しい一時です。子供は正直ですから、つまんないときはつまんない顔してますし、楽しいときは楽しそうにしていますので、後日写真を眺めながらブログを書くのが至福の一時です。今回も素敵な写真を納めていただきまして川嶋広報部長、有り難うございました。

H30.9.16神仏かふぇ。&ばー開催。

宮司です。大変遅くなりましたが先週のご報告です。毎回思うんですが、もっとお話ししたいことやらお伝えしたいことなど有るのですが、頭や言葉を探しているようでは、はたまた考えているようではまだまだ駄目で、本当に魂から、腑(はらわた)から出てこないと駄目なんですな。修行不足。また研鑽と錬成を致します。

連休の何かとご多忙の折、多数のご参加本当に有り難く感謝いたします。人助けだと思われてボランティア精神で参加いただいた方々本当に有り難うございました。このイベントは私どもの修行の場でも有ります。ご参加いただいた皆様へのお返しはいずれなんらかの折にと。

平成30年第10回雅音楽祭開催。

お久しぶりです、宮司です。灼熱の日々を過ごした8月から9月に入りめっきり涼しくなりました。本年は9月9日の日曜日、あいにくの雨模様の中でしたが富山県神社庁主催の「雅音楽祭」が開催されました。富山県神社庁雅楽部による管絃・舞楽・神楽を中心に生田流の琴の演奏も加え、神社装束体験、祝詞浄書、しめ縄体験、神棚展示、神社建築匠の技の体験出来るコーナーを富山の職藝学院が担当いただき、カンナ削りが体験出来たりもします。飲食コーナーでは地酒の試飲、伊勢の赤福販売など神社・神道コテコテのイベントです。加えて神社庁主催の「お宮を描こう!写生大会」の展示と表彰式、作文コンクールの優秀作品の朗読などあり、雨天にも拘わらず大勢のご家族連れにご参加戴きました。
本年は特に御即位三十年を奉祝する「御即位から大嘗祭パネル展示」も行われました。30年前の昭和から平成の御世代わりを感慨深く思いだしながら拝見致しました。
また、雅楽演奏につきましては毎回新しい課題に取り組んだり演目も増えたりしていますが、私的に達成感がありましたのが、楽琵琶が二面に増えて、管絃的には三管三鼓両弦である琴と琵琶がそれぞれ二面ずつ揃った事でしょう。このフルオーケストラ編成で越殿楽の残楽三返を演奏できる雅楽会が現在日本で何組あるのか、ということを思えば、富山県神社庁雅楽部もここまで来たんだなぁと感慨深かったです。やはり絃物は先ずは調弦が出来ないと練習にも成らない事と、楽器の調達が大きな壁っちゃあ壁ですんで。動画サイトで全演奏が見られますのでそちらもどうぞ。