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謹賀新年じゃ。

鷹じゃ。謹賀新年じゃ。ひさしぶりじゃが元気にしておったか?無事に年もあけておめでたいのう。ことしも、良い年であることを祈るばかりじゃ。氏子をはじめ、たくさんの初詣をいただいて誠にありがたいかぎりじゃ。さいわい天候に恵まれ、これで良い正月じゃったとおもう。新川神社の神様もさぞよろこんでおられるようじゃった。さて、久しいのは絵日記を書くことをわしが怠慢しておったのではなくて、禰宜がつこうておる林檎印の奇天烈えれき箱が調子悪くての、世代交代の時期でもあったのでこの際機械の入れ替えをしておったので、久しくなったのじゃ。年末年始、仕事の合間にだましだまし使いながら新機種の導入をしておったようじゃから、大変じゃな。どうにかこうにか落ち着いたのが今日で、ようやくこうして更新しておるわけじゃ。とりあえず、いろいろと報告することがいっぱいあるが、きょうはこれまでじゃ、写真だけ見るが良いぞ。

 

 

 

 

 

まとめてごほうこくじゃ〜

鷹じゃ、諸人達よ、元気にしておられたか。あっというまに日々が過ぎていったのでまとめて報告じゃ。ところで伴天連の国にも「くりすます」とゆうて、だいこくさんの様な大きな袋を持った福の神で「さんたくろーす」という神使いがおられるのじゃが、良いあんばいに雪が富山に降ってきて、良い感じじゃったのう。そんなにはつもらんかったが。

禰宜は正月限定の守護矢の御神札の墨書中じゃった。いくつになってもへたくそじゃが、一枚一枚魂を削るような思いで謹書しておるので許してやってくれの。何故黄色い紙なのかは、赤色とか黄色とか金銀の光り物は明るい色じゃから「魔除け」の意味があるんじゃ。矢羽根には鷹の羽や鷲の羽根が使われるので、わしの霊験を象徴する御守りじゃ。

昨日、鷹の羽号、初出勤じゃ。良い仕事をしてくれたぞ。二時間で参道と歩道、駐車場を全部除雪できたぞ。今日も連日の出動じゃ。ほんとうに良い奴じゃ。思い切って買って良かったのう、禰宜。

 

続・あたらしいおまもりの発表じゃ

 

鷹じゃ。ひさしぶりじゃのう。禰宜がなかなかいそがしゅうてな。ホームページを管理してくれとる嵯峨殿も神職だから、年末年始は忙しいから「御守りの紹介」には載せれんかもしれんが、新年に向けてせめてここで新しい新作だけでも紹介したらどうじゃと、禰宜にゆうてやったぞ。せっかくホームページとやらをつくったんじゃからのう。つかわんと。

新年から初お目見えする交通安全御守りの紹介じゃ。

なかなか「うい奴ら」じゃろう。「くるしゅうない、ちこうよれ」と思われたら、是非お宮から連れ出してやって、貴殿の車に乗せてやって欲しいものたちじゃ。

赤、青、黄色。そう、信号の色じゃな。三兄妹かの?それともどりかむ状態?んなことはどうでもいことやちゃの。

どの色にしようか、迷ってしまって困ったなら、迷わず「みっつともください」と巫女にゆうてくれれば問題解決じゃ。「のうぷろぶれむ」、とバテレンの国ではゆうらしい。

車のフロントウインドウに付けるタイプじゃ。写真の通り、裏に可動式のアーム型ホルダーじゃから車のなかで揺れないように出来ているところがみそじゃ。

意外にちいさいじゃろ。あまり大きいと運転中目障りになるといかんからのう。そういった細かいところも配慮されておるんじゃ、にくいのう。

房は揺れるが、揺れた方が良いんじゃ、揺れた房で邪気を祓うと思ってくれたら良いんじゃ。物事は良い風に解釈するのが幸せの秘訣じゃ。

 

 

 

 

 

Gallery Now 米田昌功展 ー祈りの図譜ー開催中

鷹じゃ。いつも禰宜が世話になっておる米田殿が絵の個展をしているので見てきたぞ。神々しい絵じゃった。是非見に行かれよ。http://www.g-now.com/Gallery_NOW/Gallery_NOW.html スタバ藤ノ木店の近くじゃ。TUTAYAとぶんえんどうも有る処じゃ。
立山縁起絵巻の漫画も好調らしい。一瞬、富山の本屋のランキングに入ったそうじゃ。昼間は勤めがあるから寝る間も惜しんで描いとるそうじゃ、えらいのう。禰宜にこっそり飲ませたいから爪のあかを戴きたい者じゃ。そうそう、このHPの「おみやげ」にある「人生儀礼の図」と「太陽と月」も米田殿に描いて貰った絵じゃぞ。

あたらしいおまもりのご紹介

 
鷹じゃ。引き続き、新作のご紹介じゃ。いままでは袋守りが主体じゃったのだが、本年は珍しく根付け型のお守りが加わったぞ。

きれいな六色の房が付いておってな、小さな剣先型の交通安全お守りと魔除けの小鈴が付いておるんじゃ。

この六色の房で静電気を「和らげることが出来ます。」ということなのじゃが、言い返せば、「完全に除去は出来ないけど、緩和が出来る」ということかの?

禰宜がモニターすると思うからまたここで報告するが、どんだけのポテンシャルかは未知じゃ。

禰宜がいうには静電気の除去もそうだが、要は車に乗るときに、これで左・右・左と車の取り手をお祓いすることにより、運転する人が気持ちを清めて欲しいとの思いがあるようじゃ。六色というのも味噌で、「六根清浄の祓い」というのをおぬしらは知っておるか?

「六根清浄祓(ろっこんしょうじょうはらへ)」という祝詞には、

「目に諸々の不浄を見て、心に諸の不浄を見ず、耳に諸の不浄を聞いて、心に諸の不浄を開かず、鼻に諸の不浄を嗅いで、心で、心に諸の不浄を嗅がず、口に諸の不浄を言ひて、心に諸の不浄を言はず、身に諸の不浄を触れて、心に諸の不浄を触れず、意(こころ)に諸の不浄を思ひて、心に諸の不浄を想わず」

という有名な一節があって心の清浄を特に重んじる考え方が示されておってな、昔は霊山に登るときなどに六根の不浄を清めるために唱えることばとして伝わって居るんじゃ。

この六色の房に込められた清め祓いのこころで運転してもらいたいいうことじゃな。

本日の納品ご紹介:除雪機・鷹の羽号

じゃかじゃかじゃーん、鷹じゃ。続いてついに待望の新車の納品じゃ。

Honda除雪機 HSS1170n(J)。Powered By Honda。良い仕事をしてくれることを期待しておるぞ。これは禰宜が参道と、参拝者駐車場を空けるために、一念発起して購入。

小学生の通学路は冬期は積雪と凍結と通勤の自動車で危険きわまりないため、参道を迂回路にしてもらっておるのじゃ。今まではそんなに積雪も無かったのじゃがここ数年は年末年始にけっこうまとまって積もるからのう。

禰宜も「脂肪燃焼にもってこいですから、がんばります」というて雪よかしは手作業で汗をかいて張り切ってはいたものの、奴も四十半ばも超えると出力ダウンにくわえて、体にガタがきとるわ、燃費は悪いわでPowered By Hondaというわけにはいかんからのう。まぁ取り扱いには十分注意して作業されよ。

早速、除雪機の清祓式と神前奉納報告祭をしておったわ、もちろん自分で。

名前か?もちろん「鷹の羽号」じゃ。

 

 

 

 

 

新種の神酒、納品。


じゃかじゃーん、鷹じゃ。きのう、ニューモデルの御神酒が納品されたがじゃ、うれしいのう。パッケージデザインは禰宜があーだこーだやっておったが、まぁまぁじゃのう。羽根屋殿とのうちあわせでは黒色のキャップしかないということであったが、納品の物は金色のキャップになっておった。これはうれしかったぞ。神々しいじゃろう、金色の方が。わしはこういう細かいところにどうしてもこだわってしまうのじゃ。中身が美酒じゃから、パッケージングも大事なのじゃ。銘柄はテイスティングの結果、羽根屋純米中汲みに決定。純米酒じゃから仕入れ値はちと高いのじゃが、この際、おうばん振る舞いじゃ。味は折り紙付きじゃから、お祓いを受けられた諸人たちには是非とも飲んでいただき、ひとときだけでもぽわぁ〜と、しあわせなここちになっていただきたいのじゃ。せちがらい娑婆じゃからのう。わしも近所の酒屋を巡ってみると羽根屋を置いてある酒屋はあまり無いの。そういう意味で、どこの酒屋でも手に入る代物ではないので貴重じゃぞ。また、新川神社でお祓いを受けられたあとの羽根屋はまた格別の味じゃぞ。なにせ、大神様のお力が籠もっておるからな。来年、元旦よりデビューじゃ、お楽しみに。

新庄中学校第38期卒業生御一同様 奉納品「鈴の台」

 
新川神社の禰宜の舩木信孝です。平成23年1月30日午後6時30分、新庄中学校第38期卒業生の皆さん25名が、四十二の厄祓・初老祝いの御祈願に参拝されました。その節に古来より厄年に当たる者達は神社に何かを奉納することによって厄を落とすという習わしがありますので、「神社に必要な物を作って神前にお納めしたい」との志により寄付金をお預かりいたしました。ちょうど、御祈祷の時に参拝者に鈴振りの祓えをするのですが、その鈴を置きやすい台が欲しいと思っていましたので、ご寄付によりそれを作ることにしました。
御神前に置く物ですし、神様の御神威を込める重要な神器であります鈴の台ということで、ここはひとつ、良いデザインでオリジナルの物を作ろうとこだわりまして、井波の彫刻家・南部白雲氏に製作をご依頼致しました。鈴を置く首輪の角度、五色の絹をスムーズに置けるようにお願いいたしました。結果、雲形の彫刻をあしらった神々しくも清楚な新川神社オリジナルの鈴の台が出来上がりましたので、取り急ぎ、この場にてお披露目いたします。この鈴置き台は他にはない独自のデザインですので、私自身大変うれしく満足いたしております。これで私自身も気分良く鈴を持てますし、安心して鈴を置けることが出来ます。神様もお喜びのことと思います。新庄中学校第38期卒業生の皆さん、誠に有り難うございました。38期の皆さんがお宮に来られましたら、気軽に私に一言かけて下さい。間近でで見ていただこうと思いますので。

新川神社で御祈祷参拝者にほどこし致します鈴振りの儀式には大きく二つの意味が込められています。ひとつは神様の御神威(ごしんい:神様のご利益、お力)を鈴の音に託して参拝者の皆さんにお配りすること、もう一つは、古来から清らかな鈴の音には魔を除ける霊力があるとされ、鈴の音によって邪気を祓い、参拝者自らの身も心も清め祓う、という事です。

我々日本人にとりましては日常的に何気ない物ですが、神道の祭祀儀礼の中でも鈴には実は深ーい意味があるのですよ。詳細はまたの機会に。「神道よもやま話」に書こうと思っていますのでしばらくお待ち下さい。

新作じゃ

よぉ、ひさしぶりじゃの、たっしゃにしておったか。わしは鷹じゃ。めっきり寒うなったの。さて、近頃は新作の納品が相次いでいそがしくしておったので、禰宜が更新をとどこおらせておったようじゃ。今日の新作は、じゃーん、わしのシンボルでもある違い鷹の羽を意匠した新川神社オリジナルペーパーバッグじゃ。御祈祷に参じられた諸人達が、御神札やお守り、おさがりの御神酒や、なんやかんや、たくさんの神様のおさがりを戴いて持ち帰るときの袋じゃ。朱色でどかーんとど真ん中に社紋と、新川神社のオリジナルロゴが裏表に配置されておるぞ。なかなか神さびた書体じゃろ。わしは好きじゃな、上手いか下手か、ようわからんがな。(※神さびた、とは:「かんさびた」と読むが、日本古来からの価値観・美意識で古びて年月を得て古風になった物からにじみ出るような神々しい雰囲気と、それを持ち合わせた物をこう呼ぶ)持ち手は編み紐で持ちやすくて丈夫じゃ。たかが袋というでない、袋がないと困るじゃろ。ご利益満点の品々を入れる袋じゃ、こだわらんと失礼じゃ。ということで、たのしみにしておられ。
さて、それと昨日、禰宜の友で、いつも新川神社も世話になっとる米田まさのりという絵描きが「立山縁起絵巻」なる「かむがたり」の絵本を描いたので送ってくれたそうじゃ。なかなかの出来じゃぞ。立山も我が同士、白鷹が神使じゃから自分の事のようにうれしいの。是非読んでみられ。
 

良い匂いの煙

わしじゃ、鷹じゃ。今日、11月22日は、ラジオが言うには「いいふうふ」の日だと。ふぅーん。

さて、酒蔵も仕込みの時期じゃから忙しそうで、煙がもうもうと立ち上がっている風景は、なかなか良いもんじゃ。今年は米の作柄が良かったから、良い酒が出来ると良いな。そういえば禰宜、打ち合わせで酒蔵にいってきたようじゃ、どうやら決まった様だの。なにやらまたうれしそうに一本抱えてきよった。いつもすまんのう、羽根屋殿。かたじけない。先ずは御神前に供えてから飲めよ、禰宜。

 

新年度の試作品かの

さむくなってきたが、おでんがおいしい季節になったのう。おでんに冷や酒。さむい夜にはこれにかぎるの。

さて、禰宜がなにかまたいそいそと企んで居るようじゃ。今度はなんじゃろうなぁ。のぞいてみたらなにかにぎやかな感じの札を並べておった。ちょっとここらへんではみかけん仕様(ニュータイプ)じゃの。まだ、プロトっぽいの、新年度に現場に投入か?まぁ、正月になれば解るか。

新川神社新庄御鎮座四百年記念事業奉賛会始動

はじめまして、新川神社の神職で禰宜(ねぎ)の舩木信孝ともうします。宜しくお願いいたします。当ブログのカテゴリー「ご案内」では私が神社や総代会、奉賛会に関する情報をお知らせいたします。神使であられます鷹さんのカテゴリー「たわごと」と共に宜しくお願いいたします。

平成23年11月14日午後7時より9時 新庄町第一公民館にて新川神社新庄御鎮座四百年記念事業奉賛会設立の会議が行われ、総代会、責任役員、氏子町内会など氏子有志参集の元、規約、役員、趣意書など慎重審議され、活動を公に始めることが可決されました。今後、具体的な計画が審議されていきます。その都度、お知らせできることを広報いたしますので宜しくお願いいたします。

会議前の会場の様子 新庄町第一町内公民館

てんたかく鷹も肥ゆる秋じゃ


わしじゃ。12日の土曜日だったかのう、8号線の黄昏どき。家路に向かう車の往来と黄昏時。なんともいえん色合いじゃのう。四方神社に神使いの用事で行く途中じゃな。わしもこのごろは運動不足じゃから、ひとっ飛びしてきたところじゃ。

富山の酒蔵でも収穫有りじゃ

わしじゃ、鷹じゃ。やはり立冬をすぎると朝晩めっきり寒いのう。氏子の諸人(もろびと)ら、たっしゃにしておるか。さて昨日、禰宜が午前中からいそいそと出かける支度をしておった。まーた何か企んで居るようじゃったので今回も見守りに行ってやったわい。加賀藩の文書蔵(図書館)の次は富山藩の酒蔵のようで、何やら話し込んだと思ったら酒造元の方に酒蔵を案内してもろうとったぞ。帰りには金澤の時と一緒で、酒瓶をうれしそうに二本ほど抱えて出てきよった。そのあと富山県の文書蔵、富山市の文書蔵などで調べ物をしたあと、黒崎の紙袋屋で打ち合わせをしておった。いそがしいやつじゃのう。夜は雅楽の稽古で射水神社から帰ってきて草々、酒蔵で抱えてきた酒瓶を並べてなにやら飲み比べをしておった。本人は「かけまくもかしこきや、新川神社の御神前に供える新種の神酒の毒味です」とゆうておるが、あれはただ飲んどるだけじゃ。だいたい毒味役があんなにカパカパ飲んで本当に毒が盛ってあったら即死じゃ。案の定、禰宜は酔っぱらってわけがわからなくなったのじゃろう、配偶者を呼んできてテイスティングしてもろうとった。禰宜は生来酒は弱い家系じゃが配偶者は先祖が四方で酒蔵を営んで居った家柄の出じゃから目利きはきくかもしれんの。どうやら何か決まったようじゃから、何か企んで居ったのは御神酒のモデルチェンジか?