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龍神さま、御封印。

龍神さま、御封印。しばし休暇じゃ。

わしじゃ、神使いの鷹じゃ。久しいのう。たっしゃにしておられたか。

4月に入るとカラスが繁殖期にはいるので、なにやらあちこちで悪さを働くようじゃ。あやつらも一生懸命生きているのじゃから悪気は無いのかもしれんが、どうもえげつないんじゃ。手水舎に水を貯めておくと、奴ら、罰当たりにもお参りの方々が心を清める水で自らが禊ぎ(みそぎ:心身の汚れを祓い清めるために海や川に入って身を濯ぐ神事。)をしよるのじゃ、たわけものが。常願寺川でやれっちゅうんじゃ、よそいってみそぎせい。禊ぎだけに留まらずに餌をわざわざ運んできてここで洗ってみたり、それはそれはここでは書けないようなあんなこんな悪さをしよるさかいに、禰宜も苦労しておったわ。カラス除けをかけてみたりネットを張ろうともしたが、まぁ、相手が悪いわ。カラスの方が一枚も二枚も上手じゃ。かえって参拝者に悪いイメージを与えるので、禰宜はカラスに逆らうのはやめたようじゃ。そのかわり、申し訳ないが龍神さまはしばらくお休みを取って貰うことに毎年しておるのじゃ、どうか参拝者の皆の衆、ご理解を願いたい。わしからもお願いじゃ。春祭りの19日は人が多く賑わうのであやつらは近づけないので龍神さまの御封印は解禁しますぞ。そういえば先日、水を止めて二日後にはカラスが手水舎の柱に二羽たたずんでおって、水が枯れた手水舎をさみしそうに眺めておったわ。先手必勝、功を奏したな、禰宜どの。

御霊験あらたかな授与品開発中。

わしじゃ、鷹である。ひさしぶりじゃな、たっしゃにしておられたか。禰宜はこのごろスケッチやら書類の段取りやらでいそがしそうだわい。今度はなにか工作をしておった。なにかとおもいきや、これじゃ。なぎなた。これをどうしようというんじゃろうかのう。破魔矢のような縁起物にするつもりかのう。まぁ、新庄のもんはこれをみたらピンとくる人も多いじゃろう。

プロトタイプ

龍神殿も大変じゃ

鷹じゃ、元気にしておられるか、皆の衆。まだまだ寒いのう。はやり風邪が蔓延しておるようだから、ご自愛されよ。さて、今日は写真のお蔵出しじゃ。この写真は節分前日の2月2日、寒も極まった朝の龍神殿じゃ。寒そうじゃが神々しいお姿じゃろ、水面(みなも)が凍って粉雪のトッピングが何ともいえず趣があるのう。龍神殿は水の道を凍らせないように日夜水を配しておられるのじゃ。

如月二日早朝

龍神殿の口の中まで凍る時もある。

 

平成21年1月25日早朝の龍神殿。哀れじゃ。

雅の楽お稽古

鷹じゃ。立春を迎えて、寒い中にも春の兆しがある日じゃったな。
さて禰宜どのは昨日の夕刻、いそいそと旅支度をしておったのでどこに行くのかと思ったら琵琶のハードケースを車に積んだので雅楽じゃな。感心感心。禰宜殿は中学生の頃から蛮来のえれき仕掛け六弦琵琶にうつつをぬかしておったからのう。心配しておったのじゃが、この頃はあれでもまじめに雅楽に取り組んでおるな。特に琵琶を弾きこなすのに懸命になっておるようじゃ。まぁ音楽は古今東西、根源的なところでつながっておるからのう。蛮来のえれき仕掛け六弦琵琶の経験もまんざら無駄でもなかったろうに。
富山県神社庁には雅楽部があってな、小学校や福祉施設などへボランティア活動として雅楽演奏を奉仕しておるのじゃ。雅楽の生演奏に加えて、参加者が実際に楽器に触れてもらえる雅楽体験などあるから、結構評判が良いらしい。詳細は富山県神社庁のHPをみられよ。

ふくよかなぼでぃらいん

 

いとまきの部分。調弦が大変なのじゃ。

Sake is so Cool(日本酒はとてもクールです)

鷹じゃ。寒いのう。1月31日付けの産経新聞(富山の人はあまり購読していない新聞だが、良いことが書いてあるぞ)に「悩めるSAKE~日本酒再興の芽生え〜」というコラムになかなか良いことが書いてあった。近頃日本人は日本酒よりブームとなった焼酎やビール、発泡酒やワインなどの方に人気があるようだが、日本食ブームが早かった米国では高級な日本酒が今では「クール(かっこいい)」な飲み物として人気で、ワインやビールと同じ感覚で注文されているそうじゃ。そして日本人はどちらかというと宴会などでは普通酒、いわゆる純米酒に醸造アルコールやら糖類を入れた方をよく飲んでいるのじゃが、実際海外で売れているのは本来の日本酒である純米酒だそうじゃ。こともあろうか、多くの日本人が添加物の多い普通酒を飲む一方で、海外の人たちの方が日本酒本来の旨さを味わっておるというのじゃ。これではあべこべじゃ。だがな、実際海外でもブレイクしている純米酒人気を支えてきたのは、純米酒をこつこつと造り続けてきた地方の酒蔵であり、全国から「これぞ」という日本酒を取り寄せてきた酒販店や飲食店なんじゃ。羽根屋、がんばれ。新川神社も純米大吟醸のような、件数は少なくとも五臓六腑に染み渡るようなお祓いができるように精進せねばならぬな、禰宜どの。
あとは雪が積もると便利なのは天然クーラーが利用できるということじゃな。Coolな酒はやっぱし冷やして飲まんとな。

舩木家二階の天然冷蔵庫

羽根屋の新種の新酒

 

ひさしぶりじゃのう、鷹じゃ。たっしゃにしておられたか。禰宜は林檎印の奇天烈エレキ箱のシステムの再構築に懸命でなかなか更新ができずにすまんのう。ぼちぼち落ち着いてきたようじゃから、そろそろ絵日記も更新作業も気合いを入れてやっていくぞ。

さて、以前にも紹介した新川神社御用達「羽根屋」であるが、なかなか一般の酒店には置いてないのじゃが、灯台元暗しじゃった、稲荷町のアピア一階の酒屋にたくさんの種類の羽根屋が並んでおった。迷いに迷って、この二本を選んできたようじゃ。本年1月の製造じゃからできたてじゃな。うまいぞ。わさび漬けとキムチで一杯やったが、酒のあてによって酒の味も変わるんじゃ。

じゃが、あそこの酒屋はかわった酒ばっかり置いてあったので、楽しみな店じゃな。飲まんでも酒瓶を眺めておると想像力がかき立てられて「どんな味がするがかのう」と思っているだけでも楽しかったりするな。

さて、昨日が旧暦の元旦じゃったが、今日は久しぶりに雪が積もったな。禰宜も久しぶりに早朝から雪かきじゃが、神社の石灯籠がいつも良い感じで照らしてくれるので、夜明け前でもけっこう境内は明るいのじゃ。

新川神社の石灯籠

 

謹賀新年じゃ。

鷹じゃ。謹賀新年じゃ。ひさしぶりじゃが元気にしておったか?無事に年もあけておめでたいのう。ことしも、良い年であることを祈るばかりじゃ。氏子をはじめ、たくさんの初詣をいただいて誠にありがたいかぎりじゃ。さいわい天候に恵まれ、これで良い正月じゃったとおもう。新川神社の神様もさぞよろこんでおられるようじゃった。さて、久しいのは絵日記を書くことをわしが怠慢しておったのではなくて、禰宜がつこうておる林檎印の奇天烈えれき箱が調子悪くての、世代交代の時期でもあったのでこの際機械の入れ替えをしておったので、久しくなったのじゃ。年末年始、仕事の合間にだましだまし使いながら新機種の導入をしておったようじゃから、大変じゃな。どうにかこうにか落ち着いたのが今日で、ようやくこうして更新しておるわけじゃ。とりあえず、いろいろと報告することがいっぱいあるが、きょうはこれまでじゃ、写真だけ見るが良いぞ。

 

 

 

 

 

まとめてごほうこくじゃ〜

鷹じゃ、諸人達よ、元気にしておられたか。あっというまに日々が過ぎていったのでまとめて報告じゃ。ところで伴天連の国にも「くりすます」とゆうて、だいこくさんの様な大きな袋を持った福の神で「さんたくろーす」という神使いがおられるのじゃが、良いあんばいに雪が富山に降ってきて、良い感じじゃったのう。そんなにはつもらんかったが。

禰宜は正月限定の守護矢の御神札の墨書中じゃった。いくつになってもへたくそじゃが、一枚一枚魂を削るような思いで謹書しておるので許してやってくれの。何故黄色い紙なのかは、赤色とか黄色とか金銀の光り物は明るい色じゃから「魔除け」の意味があるんじゃ。矢羽根には鷹の羽や鷲の羽根が使われるので、わしの霊験を象徴する御守りじゃ。

昨日、鷹の羽号、初出勤じゃ。良い仕事をしてくれたぞ。二時間で参道と歩道、駐車場を全部除雪できたぞ。今日も連日の出動じゃ。ほんとうに良い奴じゃ。思い切って買って良かったのう、禰宜。

 

続・あたらしいおまもりの発表じゃ

 

鷹じゃ。ひさしぶりじゃのう。禰宜がなかなかいそがしゅうてな。ホームページを管理してくれとる嵯峨殿も神職だから、年末年始は忙しいから「御守りの紹介」には載せれんかもしれんが、新年に向けてせめてここで新しい新作だけでも紹介したらどうじゃと、禰宜にゆうてやったぞ。せっかくホームページとやらをつくったんじゃからのう。つかわんと。

新年から初お目見えする交通安全御守りの紹介じゃ。

なかなか「うい奴ら」じゃろう。「くるしゅうない、ちこうよれ」と思われたら、是非お宮から連れ出してやって、貴殿の車に乗せてやって欲しいものたちじゃ。

赤、青、黄色。そう、信号の色じゃな。三兄妹かの?それともどりかむ状態?んなことはどうでもいことやちゃの。

どの色にしようか、迷ってしまって困ったなら、迷わず「みっつともください」と巫女にゆうてくれれば問題解決じゃ。「のうぷろぶれむ」、とバテレンの国ではゆうらしい。

車のフロントウインドウに付けるタイプじゃ。写真の通り、裏に可動式のアーム型ホルダーじゃから車のなかで揺れないように出来ているところがみそじゃ。

意外にちいさいじゃろ。あまり大きいと運転中目障りになるといかんからのう。そういった細かいところも配慮されておるんじゃ、にくいのう。

房は揺れるが、揺れた方が良いんじゃ、揺れた房で邪気を祓うと思ってくれたら良いんじゃ。物事は良い風に解釈するのが幸せの秘訣じゃ。

 

 

 

 

 

Gallery Now 米田昌功展 ー祈りの図譜ー開催中

鷹じゃ。いつも禰宜が世話になっておる米田殿が絵の個展をしているので見てきたぞ。神々しい絵じゃった。是非見に行かれよ。http://www.g-now.com/Gallery_NOW/Gallery_NOW.html スタバ藤ノ木店の近くじゃ。TUTAYAとぶんえんどうも有る処じゃ。
立山縁起絵巻の漫画も好調らしい。一瞬、富山の本屋のランキングに入ったそうじゃ。昼間は勤めがあるから寝る間も惜しんで描いとるそうじゃ、えらいのう。禰宜にこっそり飲ませたいから爪のあかを戴きたい者じゃ。そうそう、このHPの「おみやげ」にある「人生儀礼の図」と「太陽と月」も米田殿に描いて貰った絵じゃぞ。

あたらしいおまもりのご紹介

 
鷹じゃ。引き続き、新作のご紹介じゃ。いままでは袋守りが主体じゃったのだが、本年は珍しく根付け型のお守りが加わったぞ。

きれいな六色の房が付いておってな、小さな剣先型の交通安全お守りと魔除けの小鈴が付いておるんじゃ。

この六色の房で静電気を「和らげることが出来ます。」ということなのじゃが、言い返せば、「完全に除去は出来ないけど、緩和が出来る」ということかの?

禰宜がモニターすると思うからまたここで報告するが、どんだけのポテンシャルかは未知じゃ。

禰宜がいうには静電気の除去もそうだが、要は車に乗るときに、これで左・右・左と車の取り手をお祓いすることにより、運転する人が気持ちを清めて欲しいとの思いがあるようじゃ。六色というのも味噌で、「六根清浄の祓い」というのをおぬしらは知っておるか?

「六根清浄祓(ろっこんしょうじょうはらへ)」という祝詞には、

「目に諸々の不浄を見て、心に諸の不浄を見ず、耳に諸の不浄を聞いて、心に諸の不浄を開かず、鼻に諸の不浄を嗅いで、心で、心に諸の不浄を嗅がず、口に諸の不浄を言ひて、心に諸の不浄を言はず、身に諸の不浄を触れて、心に諸の不浄を触れず、意(こころ)に諸の不浄を思ひて、心に諸の不浄を想わず」

という有名な一節があって心の清浄を特に重んじる考え方が示されておってな、昔は霊山に登るときなどに六根の不浄を清めるために唱えることばとして伝わって居るんじゃ。

この六色の房に込められた清め祓いのこころで運転してもらいたいいうことじゃな。

本日の納品ご紹介:除雪機・鷹の羽号

じゃかじゃかじゃーん、鷹じゃ。続いてついに待望の新車の納品じゃ。

Honda除雪機 HSS1170n(J)。Powered By Honda。良い仕事をしてくれることを期待しておるぞ。これは禰宜が参道と、参拝者駐車場を空けるために、一念発起して購入。

小学生の通学路は冬期は積雪と凍結と通勤の自動車で危険きわまりないため、参道を迂回路にしてもらっておるのじゃ。今まではそんなに積雪も無かったのじゃがここ数年は年末年始にけっこうまとまって積もるからのう。

禰宜も「脂肪燃焼にもってこいですから、がんばります」というて雪よかしは手作業で汗をかいて張り切ってはいたものの、奴も四十半ばも超えると出力ダウンにくわえて、体にガタがきとるわ、燃費は悪いわでPowered By Hondaというわけにはいかんからのう。まぁ取り扱いには十分注意して作業されよ。

早速、除雪機の清祓式と神前奉納報告祭をしておったわ、もちろん自分で。

名前か?もちろん「鷹の羽号」じゃ。

 

 

 

 

 

新種の神酒、納品。


じゃかじゃーん、鷹じゃ。きのう、ニューモデルの御神酒が納品されたがじゃ、うれしいのう。パッケージデザインは禰宜があーだこーだやっておったが、まぁまぁじゃのう。羽根屋殿とのうちあわせでは黒色のキャップしかないということであったが、納品の物は金色のキャップになっておった。これはうれしかったぞ。神々しいじゃろう、金色の方が。わしはこういう細かいところにどうしてもこだわってしまうのじゃ。中身が美酒じゃから、パッケージングも大事なのじゃ。銘柄はテイスティングの結果、羽根屋純米中汲みに決定。純米酒じゃから仕入れ値はちと高いのじゃが、この際、おうばん振る舞いじゃ。味は折り紙付きじゃから、お祓いを受けられた諸人たちには是非とも飲んでいただき、ひとときだけでもぽわぁ〜と、しあわせなここちになっていただきたいのじゃ。せちがらい娑婆じゃからのう。わしも近所の酒屋を巡ってみると羽根屋を置いてある酒屋はあまり無いの。そういう意味で、どこの酒屋でも手に入る代物ではないので貴重じゃぞ。また、新川神社でお祓いを受けられたあとの羽根屋はまた格別の味じゃぞ。なにせ、大神様のお力が籠もっておるからな。来年、元旦よりデビューじゃ、お楽しみに。

新作じゃ

よぉ、ひさしぶりじゃの、たっしゃにしておったか。わしは鷹じゃ。めっきり寒うなったの。さて、近頃は新作の納品が相次いでいそがしくしておったので、禰宜が更新をとどこおらせておったようじゃ。今日の新作は、じゃーん、わしのシンボルでもある違い鷹の羽を意匠した新川神社オリジナルペーパーバッグじゃ。御祈祷に参じられた諸人達が、御神札やお守り、おさがりの御神酒や、なんやかんや、たくさんの神様のおさがりを戴いて持ち帰るときの袋じゃ。朱色でどかーんとど真ん中に社紋と、新川神社のオリジナルロゴが裏表に配置されておるぞ。なかなか神さびた書体じゃろ。わしは好きじゃな、上手いか下手か、ようわからんがな。(※神さびた、とは:「かんさびた」と読むが、日本古来からの価値観・美意識で古びて年月を得て古風になった物からにじみ出るような神々しい雰囲気と、それを持ち合わせた物をこう呼ぶ)持ち手は編み紐で持ちやすくて丈夫じゃ。たかが袋というでない、袋がないと困るじゃろ。ご利益満点の品々を入れる袋じゃ、こだわらんと失礼じゃ。ということで、たのしみにしておられ。
さて、それと昨日、禰宜の友で、いつも新川神社も世話になっとる米田まさのりという絵描きが「立山縁起絵巻」なる「かむがたり」の絵本を描いたので送ってくれたそうじゃ。なかなかの出来じゃぞ。立山も我が同士、白鷹が神使じゃから自分の事のようにうれしいの。是非読んでみられ。