月別アーカイブ: 2015年6月

古事記に親しむ富山中巻下巻完全読破編6月24日夜の部開催。

さて、いよいよ下巻も終盤に入りました、古事記に親しむ富山中巻下巻完全読破編です。
下巻まで読み進めてきて感じますことは、下巻、意外に面白いです。結構、大国主神とかやまたのおろちとか、メジャーなエピソードが集まっている上巻以降はみなさんパスする人が多いようですが
中巻、下巻のほうが物語りとして人間くさくて面白いですね。ドリフの喜劇的な感じもありますし。歌舞伎や吉本新喜劇のような演出も読み取れるところがあります。上巻で止めた人は残念ですね。機会が有ったら再度トライしてみたら良いですよ。

遂に工事着工。:神道道場建設日記

禰宜です、梅雨入りとは言え爽やかな日が続きます。こういう年は後が怖いですね。
さて、神道道場の工事がいよいよ着工になりました。地鎮祭をしてから何でこんなに間が空くんだということですが、外構工事の計画や地盤改良の方法の確認や構造などの図面の確認など建設委員会での審議に時間がかかりました。ですが、基盤となる重要な部分を慎重なる審議をしたと言うことで必要な時間だったのでは無いかと思います。
工事行程は先ずは上下水道の引き込み、現場仮設事務所の設営です。

6月18日木曜日、電信柱から電源の引き込み工事完了。

6月19日金曜日、仮設事務所設営。パノラマで撮ってみました。

6月22日月曜日、23日火曜日上下水道を道路から敷地内へ引き込み工事。

地下の水道管を慎重に掘り起こしていきます。

現場工事の業者の現場監督は、今年の寒中みそぎのテレビ放送の時、一緒にみそぎをしてくれた石元さんでした。やはり、神様の前で一肌脱いでくれた方にちゃーんとご縁が巡るようになってるんですね。

真ん中が現場監督してくれた石元君。来年は自らが手がけた上水道を流れてきたつめたーい水を被ることになりますな。是非参加して戴きたいと思います。

無事、埋め戻し終了。

6月25日の様子。今日は特に工事は無かったようです。

みこしかつぎ伝授講習会並びに 第 11 回お宮で飲もう会ご報告。

風邪をひいて朦朧としている禰宜です。やはり蒸し暑い日に冷房かけて寝るからこうなるんですわ、自業自得。報告をしなければと思いながらくたばっておりましたら、この頃はFacebookがありますんで、このブログよりも前に当日の様子が即日にアップされていますので有り難いことです。是非皆さん、FaceBookをやってない人は登録してチェックしてみてください。良い写真上がってますよ。と、いうことで当日の様子を紹介します。

当日は曇り空、午後4時からみこし担ぎ講習会で、まずは神輿を出して神輿を人力駆動に切り替える装備を準備する事から始まります。

やはり車輪がない、本来の神輿の姿が美しい。

今回、立山町は日中鎮座の日置神社の若衆、「公青会(こうせいかい)」の5名に忙しい中、お休みにも拘わらずご指導に来宮して戴きました。感謝します。

このままだと前後併せて8名しか繋がれませんが、四角の枠を装着すると神輿の胴の左右に4名繋がれますので安定感が増します。

横枠を装着する小川代表。他にも公青会の方々から神輿のメンテに関する知恵を教えて貰いました。

神輿の準備が出来たところで、先ずは神前にて参拝。神様の乗り物を使いますので、御認可と無事故、無災害を願って。

先ずは公青会OBの藤川さんより神輿への腕の廻し方から教えて貰います。かつぎ姿が様になっていますね。

いよいよ実践。神輿を指揮する役も大変重要な役目で、このあたりが肝だと私は思っているんですが。

いやぁ^かっこいいですね。神輿は曳き山じゃないんだから担いでなんぼですよ。

さて、小川代表を頭に、神輿人力起動。

神輿の「振り」と「差し」の練習。ここぞ、の場面で行う技です。揚げるときよりも降ろすときが力とバランスと気のあった動きが必要な技だそうです。

一通り終えて、直会。

公青会の金子さん、熱く語る。

お酒が廻ったところで、公青会の若衆実演の祭りばやし。幼い頃からの身に染みこんだ音。

今回、本当に大事な事を伝授して戴きました。「祭りばか」を育てること。伝統文化を伝える原動力は、よくあるきれい事の「義務感・使命感」ではなくて、理屈抜きにして血が煮えたぎるような情熱が伝えるんでしょうね。全く同感しました。「馬鹿」と言われるのは慣れているので、今後は振り切って突き進みたいと思います。

 

 

田んぼ学校神饌田観察日記 其の壱

禰宜です。快晴の日々から何となく梅雨入りか?という感じの今日の天気ですがお元気でしょうか。
田んぼ学校に参加した子ども達に「かんさつにっき」を渡して提出するように薦めましたので(強制では無い)
わたしもちゃんと「かんさつにっき」をつけたいと思います。
田植えから連日様子は見に行っているのですが、ようやくオタマジャクシが現れました。
本当にまだちっちゃくてたくさんうようよしているので、見ていて楽しいです。
見ていて気づいたことですが、どうやらオタマジャクシから人間の姿が見えているかどうかはわかりませんが、カメラなど近づけると一生懸命泳いで逃げていきますので、なにか危機感を感じていることは確かなようです。
是非天気が良いときには田んぼを眺めに来てみませんか?焦って逃げまくるおたまじゃくし君達に癒やされて下さい。

早苗は少し伸びましたね。

オタマジャクソンズ。

別に君たちを取って食おうなんてイチミクロンも思っていないんだよ。

奉耕者の田添啓一さん曰く、ここに流れてくる用水の水が綺麗なので、美味しいお米になりますよ、と。本当に富山は透明感のある清流に恵まれていますね。

6月5日金曜日・鷹乃羽雅楽会篳篥初級者コース開催。

禰宜です。恒例の篳篥初級者コース、開催しました。私も射水神社権禰宜の田中さんの弟子です。

今回は盧舌の調整の仕方を中心にご進講を戴きました。なるほど、教えて貰わないとわからないことがわかって、目から鱗ですね。あとは、週4日の吹き込みを三ヶ月間続けてやっと何とか「的を射た」音が出ると言うことを、田中先生からおうかがいしまして、やはり鍛錬が必要だということですね。「週4日、三ヶ月間」。個人差はあると思いますが、適正な時間では無いかと思います。私は不器用ですので、他人より多く練習しないと同じようには出来ませんが。

今回は演奏よりも工作の時間が多かったです。

やはり吹き方が肝心。盧舌のせいにばかりしてはいけません。と、思いながらも何とか鳴らんのかといじる事、あわれ。

今月はもう一度開催しますが、日程は未定です。