日別アーカイブ: 2016年5月8日

4月24日鷹乃羽雅楽会温習会

禰宜です、いよいよ4月最後のご報告です。

鷹乃羽雅楽会、参集殿での初めての練習です。今までは三管別々の建物で温習していましたが、今回から参集殿ができましたので全パートここで練習できれば一番良いなと言うことでトライしてみました。一番気になるのが音が聞こえて練習の邪魔にならないか、場所の広さが対応出来るか、ということです。やってみた結果、なんとか工夫すればいけるんじゃないかと思いました。

今日、5月8日は温習会ですので、篳篥と笙の場所は交換して実施してみたいと思います。

4月24日氏子外崇敬者・企業内覧会

禰宜です。昨日力尽きて寝てしまいましたので早朝に更新の続きです。4月24日は対外的な内覧会です。地元の企業や氏子外の崇敬者、企業、また舩木神職家が宮司を務める神社の総代さん達など、御奉賛を戴いた皆さんへのお披露目です。

この節は多大なる御奉賛を戴きました皆さんにあつく御礼申し上げます。ありがとうございました。お陰様で私としましては満足できる建物と境内に仕上がりました。内覧会にご出席戴けなかった方々も是非日を改めてお越し下さい。ご案内申し上げます。

奉賛会長、総代会長、神職家より御礼のご挨拶の後、施工の株式会社オリバーから宇野さんが設計コンセプトを説明、設計担当の中斉拓也建築設計の中斉代表より設計に関する解説を戴きました。当日配られた参集殿のパンフに設計コンセプトや特徴が書いてありますので、当日来られなかった方にもその内容は確認できるようになっておりますのでご安心下さい。

コンペの頃から株式会社オリバーの設計コンセプトは一貫していまして、「地域と神社を繋げる」「人と人とを繋げる」場所としての参集殿の在り方を形にした、と宇野さんが説明されたとき、本当にその通りだと思いました。真ん中を突き抜けるコンクリート打ちっ放しのトンネルは当初斬新すぎて質疑の対象になりましたが、彼らが最初からこだわったのはやはりこの「通り庭」でしたので、結果として上手く建築の一部として機能させることに成功したと思います。実際、便利です。毎日出勤する私としましては。

また、私がこだわったのは「ランドスケープ」です。富山の「雅樂倶」のANNEXの建築設計をされた内藤廣さんの著作から知った言葉ですが、都市計画などで建物だけでは無くてその地域の環境や景観を構成する諸要素を考慮した建築概念のようなものと理解しています。

長い歴史を有する町のシンボルとしての神社境内と、今までは田園だった土地を境内に転用するにあたり、400年前に遷宮された境内地と新しく出来る境内地、そしてそこを繋ぐ参集殿の有り様が肝となるわけです。

私たちも考えたのですがなかなか産まれ育った場所であるが故に逆に田んぼから境内地になっている景観が想像出来ずに苦しんでおりました。そこに明確なランドスケープ・デザインを提示してくれたのが株式会社オリバーでした。詳しくは別の機会に譲りますが神社の参集殿としましては多分、新しい基軸になる物と確信しております。

当日は午後1時から午後4時まで、抹茶の接待と鷹乃羽雅楽会のおもてなし演奏でお迎えいたしました。抹茶のご接待を戴きました新庄町第四町内の馬場家のご家族ご一同様、お手伝い戴きました水口絵里奈さん他高木美智代さん、舩木江里子さんに感謝いたします。また、抹茶ご接待諸々の経費を馬場家にて御奉納いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。誠に有り難うございました。

 

 

4月19日春祭り神輿渡御と50年振り若鷹会人力で宮入り

禰宜です。いよいよ400年祭の目玉でもあります50年振り以上になるのではないかと思いますが、新川神社の神輿が若鷹会の肩に担がれて「振り魂」される日が来ました。本年は平日と言うことで朝からの参加はすくないものの、仕事が終わって大勢の若衆が駆けつけてくれました。有り難いことです。そして今までの練習の成果を試すべく、実践に踏み切りました。大きなチャレンジだと思います。結果、威勢良く神輿の宮入をする事が出来ました。色々と課題も確認できたようですので次回の練習に生かして10月9日には盛大に町新庄を大騒動していただきたいと思います。