立春・明けましておめでとうございます。

宮司です。丸々二ヶ月ぶりのブログですが、お元気でいらっしゃいましたでしょうか?私は元気です。怒濤の年末年始を終えて、ようやくブログでも書こうか、という今の時期が好きです。なんとか、今年も切り抜けたぞーって感じと、ようやく新しい事をする時間が始まるのが大体この頃なんです。旧暦でも二十四節気でもこの時期が「正月」ですから、本当の意味で「明けましておめでたい」のが今日なんでしょうね。

さて、今日現在、富山ではコロナ感染者が初の300人超え。連日増加傾向にありますので、平年であれば気晴らしに映画や買い物などに行く時期ですが、家でちーんとせざるを得ない状況です。
とはいえ、家で出来ることがたくさんありすぎるので、楽しく過ごしております。

1月末から雅楽の琴を練習し始めました。朝6時に開門して礼拝が終わって6時30分から約1時間くらいです。それ以上はやりません。毎日続けるためには根詰めてやらない方が良いので、1時間たったら止めます。もう少しやりたい、と思っても止めます。その気持ちを明日の朝に取っておいたほうが、毎朝楽しみが出来ます。やはり、雅楽用の琴の弦は良い音しますね。力強い音で絹の弦ですので深みがあります。弾き方で音が変わるのでたまらんです。

それと、受験シーズンということで、満を持して新川神社オリジナル必勝受験合格祈願のぼり旗をデザインしました。今日発注しましたので来週には境内にズラーッと掲げます。
新川神社には菅原道真公をお祀りする天神社も合祀されていますので学業・受験合格にも御利益があります。
それになんといっても、新川神社の天神様といえば、そんじゃそこらの天神様と違いまして、「奇跡の天神様」なんですからね。当家に伝わる天神軸は初代新庄城主・三輪飛騨守長職が新川神社に寄進するために、当時の大和絵画家の第一人者である土佐光信に描かせたと伝わる御神宝です。
しかも400年前の夏の洪水で社殿他が全て流された中で唯一、先祖が命がけで持ち出して伝えられた一品なのです。

ですから、のぼり旗には「不屈の菅原大神」「難関突破」をキーワードとして入れました。
「菅原大神」としましたのは私が尊敬する高杉晋作先生が結成した奇兵隊の守護旗にちなんでです。

詳しくは当HPリンク参照
https://niikawajinjya.com/contents/schedule/s03_001_01.html

コロナ禍の最中での受験になりそうですが、受験生のみなさん、またご家族もさぞかし心配かと思いますので、新川神社としまして精一杯のエールを送る意味で急遽制作しました。

すこしでも皆さんの心に菅原大神の神風が届きますように、応援致しております。