鷹乃羽雅楽会11月18日開催報告

鷹乃羽雅楽会もいよいよ三ヶ月目を迎え、始めた頃は暑くも寒くも無い、過ごしやすい時期でしたが、ついにストーブに火を入れる時期となりました。
この機会に本殿に大型ストーブを入れました。於保多神社の秋祭りの御輿渡御をお手伝いに行ったときに、あそこは流通センターが氏子区域で、たまたま目に入って、昨年の旧型新品ということで安値(といってもけっこうします)でしたので本殿の冬場の稽古では必要なので買いました。やはり暖かいですね。よかったです、あのとき見つけて思い切って買っておいて。ですが、旧来の石油ストーブもストックしてあります。災害時は電気を使わない機材が役に立つので常備するように心がけています。たいがい神社は電化されにくい環境施設ですので、かえって災害時は自存自営できるようにしておいたほうが良いと私は思います。

さて、進捗状況ですが、龍笛部会は越殿楽の唱歌と演奏をやったそうです。五常楽も演奏をしてみたそうです。陪臚の唱歌を初めてさわりだけされたそうです。篳篥は越殿楽の唱歌と、今は舌を調整して音が出るように仕上げるのが大変なのでなんとか越殿楽を二行吹いてみたそうです。笙部会は越殿楽の唱歌を二〜三人ずつ歌って戴きまして直しを入れました。五常楽もみんなで歌いながら二三人でも歌って貰いました。陪臚の唱歌を私が歌って初めて聞いて貰いました。陪臚のうんちくもお披露目しました。

笙の演奏については、楽器の出し方、しまい方、炙り方、持ち方、構え方、暖める温度の確認、乙の合い竹の押さえ方、四拍の息の気替えの練習、短い気替えの練習をいたしました。次回の11月25日までに越殿楽と五常楽の唱歌を一人で歌えること、合い竹の「乙 ぼう 一 乞 工」の押さえ方を覚えること、息の「着替え」を短くても良いから練習することをお伝えしました。

実際は雅楽を習得するというとは大変な労力が必要なのですが、まぁ、たのしみながら 参りましょうか。

笙部会。ストーブ初始動。

笙部会。まずは越殿楽と五常楽の唱歌。みなさんだんだん上手くなってきてます。自信が付けばもっと大きな声で歌えるでしょう。自信を得るには練習ですな。練習とビッチパイプ。私はいつも手放しません。

今日はかわいい女の子が初参加してくれました。

篳篥部会。鳴るまでの舌の調整が大変、だそうです。

何事に付けても「道連れ」は心強いです。

篳篥部会の皆さん。なんか、倉庫みたいですね、社務所。すみません。

龍笛部会。みなさん真剣ですな。こちらも小学生が見学に初参加。

実は私も龍笛が好きなので受講したいんですけどね。

毎回思うんですが、私も参加したい。

今月は次回、11月25日です。藤井講師はご都合により欠勤ですが、強力な助っ人が、高岡より参ります。乞うご期待。