神饌田の様子。

禰宜です。神饌田の早苗も順調に育っております。神饌田の畦道を吉田さんと田添さんがコンクリートで舗装していただきました。これで除草の手間が省けます。よかった、よかった。

水口(みなくち)といいますが、川から田んぼの水を入れる場所には「御幣(ごへい)」という、棒に折り込んだ白い紙が挟んであるものが立っています。これは田んぼの安全を護るために邪なる物が入り込まないように霊力で防ぐはたらきをする物です。

実は毎年神饌田の水口に建てる幣串(へいぐし)は若鷹会主催の「寒中みそぎ・鎮魂行法錬成会」で使用した幣串を建てております。若い衆たちが身を清めるために祈りを捧げた幣串なら強力な力が籠もっているだろうと思ったからです。知らなかったでしょ。そりゃそうだ、内緒にしてたもん。