神饌田の新米、納品。

一昨日、奉耕者の吉田榮一さんより、先日稲刈りしたコシヒカリの納品がありました!本年は藁の衣装を作って戴きまして、400年祭にふさわしい感じです。ありがとうございました!12月4日には皆さんでおにぎりにして食べたいと思います。

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龍神の図 奉納。

禰宜です。参集殿が完成してからですが、それに併せて色々な方々からアートワークの御奉納を戴いておりますので、やわやわと紹介して参りたいと思います。

昨日ですが、米田昌功画伯より、新川神社の「龍神の図」を御奉納いただきましたああああ!

米田昌功画伯は私と高校時代の同級生で、立山曼荼羅の現代的解釈の独自表現で評価が高く、北日本近代美術展で大賞を受賞。言い方を変えれば近代美術館が絵画お買い上げ、ということになりますか。審査員の横尾忠則さんが高く評価され、米田氏の個展にも足を運ばれたと聞いております。神道に通じているので、私としましては色々と言葉で伝えなくても意を汲んでいただけるので仕事がやりやすく、新川神社や神社庁関係の絵画を数多く描いていただきました。400年祭の奉納者記念品の手ぬぐいの絵も米田氏の作品です。

忙しい中でも精力的に芸術活動や障害者のための絵画の指導やボランティア活動をされている姿を見て、私も刺激を受け、がんばれる力をくれる希有な友人ですので、尊敬しております。本人には言いませんけど。

白龍は神々しいです。青龍を描くのが多いので新鮮です。是非、町新庄祭騒動に遊びに来ていただいた際には参道ギャラリーもご覧ください。

多国籍屋台(produce by JELLY’S) の事。

昨日の肉体労働で爆睡した禰宜さんです。秋の長雨とはいいますが、今年はほんとに続くので、昨日の晴れ間に粗方境内のメンテできて良かったです。今も雨降ってたみたいですし。

さて、今日は町新庄祭騒動の台所を賄う多国籍屋台の仕掛け人、ジャマイカ料理JELLY’Sの事についてお話ししようと思います。話の始まりですが、店主の神田さんとは店の地鎮祭の時が初対面で、印象的だったのは地鎮祭は普通、施主と施工がいるんですが、神田さんの場合、施主も施工も神田さんだったわけです。つまり「セルフビルド」という事です。それで何を建てるのかというと「Barを建てる」ということでした。近所に飲み屋が少ないのでそれは良い、と楽しみにしていました。実は私、カラオケが苦手ですし、女性と気の利いた会話はもっと苦手ですので、Barが好きなんです。静かに本が読めますし、店の人もほっといてくれますし。で、数ヶ月ぐらい経ってもなかなか進んでいないようなので本当にできるんかな〜と思っていましたが、1年後くらいですかね、ちゃんと完成したので行きましたらジャマイカ料理の店でCafeもBarもあるということで一人でもよく行きますし、家族でも通うようになりました。ジャークチキン、スパイシーで美味しいです。他の料理も全部美味しいです。メニューを順番に食べても大丈夫です。 そんな中でジェリーズさんが店の駐車場で「多国籍屋台」というその名の通りのイベントデイを催すようになられました。その頃には神田さんともお互いのことを色々と話す仲になっていましたので、「新川神社の400年祭にクオリティの高い屋台を出しませんか?」の言葉に「もちろん」と答えたわけです。もしくは「こんなん、うち(400年祭)でもやってよ!」って私がお願いしたような気もします。出店される屋台は普段飲食店や飲食関係のプロです。今回は新川神社とJELLY’Sさんの企画である「多国籍屋台」がコラボする、という形になっているわけです。神社境内と言うことで場所も広いので今回はおでんや焼き鳥などの和食も参加。なによりも「屋台Bar」!楽しみです。鷹乃羽雅楽会で出演ますので、演奏後にドライマティーニとギネスをカッと吞みたいと思います。

と、いうことで当日は町新庄祭騒動イベントそのものと参加者のみなさんのお腹を盛り上げてくれることでしょう。是非遊びに来て下さい。駐車場に限りがありますので、なるべく電車か乗り合わせてお願いします。

町新庄祭騒動まで、あと10日。

疲労困憊の禰宜です。いやー、ビール美味い。肉体労働最高。境内の草刈りと枝打ちをしました。勿論、機械を駆使してですが。かなり境内の神木はほっちゃらかしていましたんで、大変でした。

木こり神主。名字が「舩木」ですからね。多分、先祖は船を造る木材の管理人兼木こりではないかと思います。ですから、今度町新庄祭騒動の宮フェス出演のW.C.カラスさんは何となく親しみがあるんです。勿論、わたしが勝手にですが。木こりのブルースマンと、先祖が木こりの神主つながり、みたいな。今までは田添茂信総代さんが、人知れずやって戴いた事が身にしみてわかります。枝打ちと言いましても神社の神木ですから、かなりのボリュームです。でも、境内さっぱりしました。散髪ですな。

あーひさしぶり。

頭の中がオーヴァードライブを越えてファズってきた禰宜さんです。毎日、感謝感謝の日々ですよ、本当に。ここまでご協力戴いた方々のお陰様です。

ほんと一月もブログ空いてしまいましたが、段取りで大変でした。9〜10月は正月の御守や御神札の発注時期なんですよ。今年は町新庄祭騒動があるので、先ずは正月の発注をしてから、町新庄祭騒動のお楽しみの段取りに専念したかったのでブログる間が無かったのですが、いよいよ間近になりましたので、がんがんいきます。その間、鷹乃羽雅楽会と若鷹会のブログを広報部長がちゃーんと更新してくれてますのでご覧くださいね。今年は天候に恵まれています、何よりです。龍神さんのお陰様です。本番こそなにとぞあっぱれれなる日本晴れをお願いいたします。

町新庄祭騒動の全体リハーサル、田んぼ学校の稲刈りに鷹乃羽雅楽会の温習、古事記に親しむなど充実した日々です。重ねて打ち合わせの会議が度々ありますので参集殿の稼働率、高いです。良かったですよ、せっかく建てても使ってなんぼですからね。その点、良い流れにあります。

町新庄祭騒動。良いネーミングです。慶祝委員会の上坂町新庄総代が名付けました。現在は「新庄町」と呼ぶのが普通ですが、明治以前は「町新庄」という表記です。「町」は「村」と違い、商売が出来たそうです。昔風の呼び名が400年祭にふさわしいですね。

今日、夕方の晴れ間に石灯籠に和紙を貼って夜に灯を灯してみました。10月9日の町新庄祭騒動の夜にはRamCandleさんのキャンドルライトアップがありますのでそれの仕込みです。良い感じですね。

 

 

第三十九回お宮さんを描く写生大会入選作品展示

禰宜です。恒例の自遊館のロビーでの作品展示会に行って参りました。今回期間が3日間と短い間ですのでなんですが、応募点数が過去最大の500点ということで、今までの全作品展示から金銀銅賞までの展示となりました。実際、全作品貼るにはスペースが無いので致し方ないでしょう。

さて、我が新川神社は本年初の新庄小学校5年生が学校の活動の中でエントリーして戴きましたので応募点数が多いのと、四天王に当たる「富山新聞社賞」に選ばれたことは名誉なことです。400年の記念の年ということもありますし。過去には平成22年に神社本庁統理賞を新庄小学校2年の舩木義忠くん、平成23年には富山県神社総代会長賞を新庄小学校4年丸本悠くんが受賞していますので、あと「富山県神社庁長賞」を受賞すれば全賞コンプリート。四天王には伊勢神宮参宮旅行にご招待ですので(子供無料・同伴保護者割引)楽しんできて戴きたいと思います。表彰式は9月3日グランドプラザの雅音楽祭にて。その他の受賞者の方もおめでとうございました。是非毎年募集をしていただいて、暑い時期ですが神域にて神様の神々しい「気」を戴いてご縁を結んで健やかに成長していただきたいとおもいます。生まれ育った土地の地縁の神様。お子さんの一生の守護神となります。そういった自分の故郷、根っこに繋がっているご縁をしっかりと意識することが長い人生を生きていく上での心の礎となりますので大切にして戴きたいと思います。写生会はそのきっかけで、本質はここにあるのではないでしょうか。

9月3日みやび音楽祭 at 総曲輪グランドプラザ

禰宜さんです。本日4件目のアップです。本年も富山県神社庁主催のイベントに参加します。

本年より神社庁主催の「お宮を描こう!」写生大会の表彰式と作品展示がイベント内で行われます。新川神社を描いた参加者が「富山新聞社賞」を受賞されました! 若鷹会若頭の貫江さんの娘さんですなわち貫江奉賛会長のお孫さんです。早速8月19日の富山新聞に写真入りで掲載されていましたが、私も今まで色々見てきましたがハーフ&ハーフは初めて見ました。また紹介します。

雅楽の演奏が随時ありますので是非遊びに来て下さい。

田んぼ学校稲刈り参加募集

H28.9.24田んぼ学校稲刈り#

禰宜です。丁度一月後の9月24日土曜日、田んぼ学校稲刈りを開催いたします。最初に稲刈り報告祭を行い、現地で刈り取りを行います。終わりましたら脱穀体験と精米体験、毎回盛り上がるお米に関するクイズ大会を開催いたします。クイズ大会は正解者には駄菓子が設問ごとにもらえますので子供達は親の敵を討つかの如く真剣に取り組んで戴けます。駄菓子ですから、そんなにムキになるような高価な物では無いですし、ありふれた安価な物なのですが、何事も一生懸命に取り組む姿勢には感動すら覚えます。「タダで貰える物はもらう」。物が溢れかえっている時代だと言われますが「そんなもん、家にあるからいらんわ」と無関心を決められるより、ハングリーさをむき出しにする子供の姿が私は好きです。

奉賛者記念品日本手ぬぐいサンプル到着。

ついに到着いたしました、奉賛者にはそれぞれのご芳志金額に併せて記念品を贈呈いたしますがこの日本手ぬぐいが基本になるものです。私、個人的に日常よく使いますし、今回は祭礼に参加される神輿担ぎ手の参加記念品として頒布するものです。

手ぬぐいを折れば御神紋入りの鉢巻になりますので、10月9日には全員でこれを頭に巻いてご奉仕することになります。

原画は米田昌功画伯。立山曼荼羅・古事記など神々しい世界をテーマに日本画を描く人で、私とは高校で同級生です。「公募:日本海美術展」(富山県立近代美術館)という展覧会で大賞を受賞した経歴が有り、活躍中です。意匠は神使である白鷹と龍神。何度も描き直しをして戴いて私の要望をかなり取り入れて戴きましたが、米田氏のこだわりやデザインに込められた思いなどもあり、そのお陰様で素晴らしい出来になりました。印刷すると、どこまで繊細な線が表現されるか一番心配したのですが、arcwork designの高橋健児さんの労作の版立てにより、綺麗に印刷されています。よかった、よかった。中央には社殿、その上には違い鷹の羽の社紋。左の龍神の水珠にたいして白鷹の方には風珠が配してあります。米田氏のアイデアですが、「この空白の丸い円は何?」と聞いたら「ようわからんけど龍の珠とバランスを取るために描いた」というストレンジな回答。龍の珠は「水珠」だとしたら白鷹は「風珠」(かぜたま)かなぁ〜ということで命名。いいじゃないですか、オリジナルな感じで。

お宮でBBQ お宮で飲もう会#17終了。

禰宜です。去る21日日曜日、天気予報に脅かされながらも快晴の元、お宮で飲もう会#17のBBQを開催しました。詳細は当HPの若鷹会サイトに写真や動画も挙がっていますのでご参照ください。いや、ほんとに川嶋広報部長のお陰さまで迅速に報告がなされますので助かります。

BBQに先立ちましてみこし担ぎの練習を致しました。なんやかんや言いながらも人数が集まりまして、神輿の準備から上げ下げ、回転と振り、差し上げる動作など反復練習いたしました。

神輿も明治三十二年(1899)新調された117年物ヴィンテージですので、構造的に「振り」専用に作られていないので若干カスタマイズして対応出来るようにしました。また、400年前の遷宮再現渡御ということで白布を交差させて屋根を押さえる形にしまして強度と装飾を兼ねました。

通常の祭礼は紅白の綱や鈴、金襴の装飾品が飾られますが今回はすべて外し、シンプルに白布で厳かな感じに致しました。まだまだ荒削りですがかなり様になって来た感じですので当日まで良い感じになると思います。本番はいやがおうでも気合いが入りますしね。

また当日は台風の影響からか、午後から雷か小雨の予報でまたかい、という感じでした。当日朝、マジで真剣に晴天を御神前と龍神さまにお祈りしましたら晴れた!蒸し暑い日でしたがその分、Beerが美味しくて良かったです。恒例のスイカ割り大会も大盛り上がりで子供達も夏の良い思い出になったと思います。やはり夏は花火と海とスイカ割りが似合います。

お宮で飲もう会も17回目ということで、毎回ですが参加者の方々から有り難い「差し入れ」を戴いておりまして本当に感謝いたします。やはり何かを持ち寄ってシェアすると、今まで経験しなかった味覚に触れる事ができますので楽しみです。今回も生牡蠣とすだちそうめん、アイスキャンデー、お寿司、スイカ、入善の大きなスイカ、日本酒、ワイン、肉などを差し入れしてくれたみなさん、ありがとうございます。晴れ男、晴れ女の方々の霊力と新川神社の神様、龍神様に天晴れなる天候を導いて戴き感謝いたします。斯くなる上は、10月9日の町新庄祭騒動前後3日間の快晴を日々お祈りして準備に励みたいと思います。

8月8日、諸々ご報告です。

しかし暑いですね。太陽絶好調って感じで何よりです、禰宜です。夏風邪が流行っているようですが、私は元気です。色々と400年祭の準備も進んでいまして、企画してきた物が形になって顕現するので楽しいです。並行して鷹乃羽雅楽会の温習、古事記に親しむなども予定通りに開催していますので順調です。田んぼの方もすくすく育っています。あとは今日、七夕さまを焼納いたしましてみなさんのお祈りを天にお届けいたしました。また、今日はあしたねの森の学童保育の小学生とご年配の方々を参集殿にお招きしまして「古事記かみしばい」を45分間ほど致しました。

みんな元気なんですが静かに聞いたり、元気よくクイズに答えてくれたので楽しかったです。夏休みの間、あしたねの森の学童保育児童が境内で元気よく運動したり遊んだりしています。

子供達の元気な声がお年寄りや神様に力を与えているように感じました。

町新庄祭騒動プロモメディア校了。

おひさしぶりです、禰宜です。暑いですが皆さんお元気ですか?ようやく、皆さんにお知らせするときが来ました。新庄御鎮座四百年記念事業のメインイベントのポスターとチラシ、ようやくデザイン校了しました。ジャマイカ料理Jelly’sの神田さんの紹介で、多国籍屋台にもオーガニックヴィーガンインドカレー(美味しい!)で出店されるモトマチデザインの横内さんのデザインです。町新庄祭騒動。色々とディープなネタ、いっぱいありますのでぼちぼちとお伝えしていきますのでお楽しみに。

お宮さんを描こう!in 新川神社

禰宜です。7月12日、晴天のもと、地元新庄小学校の5年生が約90名写生に来てくれました。こういう大人数が境内に集うときのために参集殿の便所の数を男子は小3、大1、女子は3室用意しましたので、オファーがありましても安心してご利用いただける事に関してやはり便所は大事だなと思います。境内には木陰もありますし、神社には色々な物がありますので子供の興味を惹く狛犬や手水舎の龍なんかもよく描かれます。

今回の写生の課題は奥行きのある構図と細かい線の描写がテーマだそうで、神社の社殿は写生の題材としてはうってつけであろうかと思います。

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富山県神社庁主催「お宮さんを描こう!」のご案内

禰宜です。恒例の神社庁主催の「お宮さんを描く写生大会」ですが、本年より若干エントリー要項が変わりましたので、毎年エントリーの方は御確認ください。

参加者数が年々増加するので(良いことです)、それに対応することと、表彰式の会場が手狭になったことなど色々あるようです。ですが、締め切りも以前よりも長くなりましたし、グランドプラザで表彰式をしてもらえるので、以前よりバージョンアップ感がありますので、是非トライしてみてください。今年は我が地元の新庄小学校がクラスで初参加です。賞をすべてかっさらってきてもらいたいもんです。頑張れ。

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7月3日鷹乃羽雅楽会温習報告

禰宜です。今月の温習は第二期生は引き続き基礎練習です。笙は越殿楽の2行目、3行目をレクチャーいたしまして、「手移り」という笙の指運テクニックを伝授しました。笙の指運は擦りながら指を一定の動作にて順番に動かして次の和音に移る作法があります。最初は難しく感じますが、マスターすれば物理的にも理にかなった奏法であると私は感じておりますので、今後気長にお伝えできればと思います。他の管は講師に進捗内容を聞くのを忘れました、すいません。

後半の一期生はついに「打ち物講習」を開催いたしました。多賀さんから三鼓をお借りいたしまして、2セット準備して実際に叩いてもらいながら先ずは体験していただきました。最初からはなかなか思うように打てないので、今後は交代で役割分担して練習して参りたいと思います。