月別アーカイブ: 2012年8月

怒濤の更新・三連ちゃんの最後です。

いままで溜まった事柄を上げてきましたが、最後です。8月23日、午前5時。朝起きると外が赤くなっていたので見ますと珍しい朝焼け。青空と雲が焼けている感じが絶妙ですね。神々しい空でした。あー、これですっきりしました、すべて出しましたので。


天正寺・少彦名社 しめ縄用水島品種稲刈り

ベテランによる稲刈り。さすが手慣れた物です。

市街地の一角に残された水田でお宮にかけられるしめ縄が育まれます。いつまでも続いてほしい物です。

8月21日、午前8時頃、早くも稲刈りがあるということで見に行きました。来年より「田んぼ学校

」やるのでそれの視察ということもありますが、実際にしめ縄や穂宝(ほだから)御守りを作るための

藁を確保するには機械で刈るのでは藁が裁断されてしまうので今でも人力の稲刈りをしなければいけないという現場を見ておきたかったからです。

移動が出来るはさがけキャリー。アイデアですな。氏子さんの自作だそうです。

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

栂彦(とがひこ)祭にご奉仕して参りました。

お久しぶりです、禰宜です。なにやら暑くて、仕事もなかなか効率が上がりません。いろいろとやりたいこと、やらねばならぬことをこなすので精一杯みたいなかんじです。ブログも更新したいのが、優先順位の後に廻りがちです。わたし的にはブログでたわごとをつらつらと述べているときが一番リラックスしているときでしょうか。仕事に追われているときはブログはなかなか書けません。多分、無理矢理書いても、私自身が楽しくないでしょう。やっぱり写真を選びながら、好き勝手に感じたことを付けていく作業は心の余裕が無いとできません。と、いうことで久々にたまった事柄を上げていきますね。ですが日々、忙しいだけでは無く充実しております。着々と新規プロジェクトを立ち上げては粛々と準備をすすめておりますので、このブログでもお伝えしていきたいと思います。さて、恒例の栂彦祭にお仕えして参りました。配偶者の実家の神社です。富山市四方という漁港近くにある神社です。わたしはここの権禰宜として神様にもお仕えしております。順次写真で紹介します。

HPもありますが、ずいぶん前に作った物で更新が滞っています。四方神社のHPもリニューアルしたいので、これも課題ですな。とりあえず、栂彦祭とはどのようなお祭りなのかはHPをご覧ください。

四方の義民 栂野彦八翁 http://www.takanotume.com/

毎年恒例・四方神社の栂彦祭

四方神社本殿。栂野彦八翁は四方建比古神として合祀されていらっしゃいます。

栂野彦八翁の御偉業を讃える彰徳碑(しょうとくひ)前に祭壇、お供え物を設えてお祭りを致します。

午後7時30分、祭典が始まります。

祭典終了後、奉納行事で毎年演芸をみんなで楽しみます。三味線や民謡歌手、演舞など年によって様々です。本年は地物四方のちんどん屋、「天珍一座(あまちんいちざ)」の演芸でした。

懐かしい歌謡曲などの伴奏で、みなさん楽しそうに唱っておられました。つくづく思うに要は、日本人は歌を聞く事も好きなんですがそれ以上に自分が唱うことが好きな民族なんですね。カラオケ文化が普及したのも日本人の根底に流れる民族性ではないでしょうか。元祖カラオケですな。これをもっとさかのぼれば「天の岩戸開き」の神楽にたどり着くんですね。

観客の目の前で演奏するので、お互いのやりとりが醍醐味です。コール・アンド・レスポンス。ジャパニーズ・カントリー・ブルースですな。和やかな楽しい雰囲気を醸し出すちんどん芸は耳に残ります。また、気負いの無いMCや演奏も良かったですよ。癖になりそうな感じです。また見てみたいです。

 

お宮さんを描く写生大会結果発表〜全作品展示〜入選作品展示・表彰式

とやま自遊館ロビーにて全作品展示中。

審査の先生のコメント。私も親子で描きました。最近の夏の暑さはじっくり描くには暑すぎる気候というのもあると思いますが、意外に木陰は涼しいということがわかりました。

親子で描くと家族並べて張って貰えるようです。作風が似てくるのは親子だからか?どうしても影響下に入ってしまうのはいかがなものか。来年は親子で違う作風のほうが面白いかも。

恒例の神社庁主催の写生大会、審査結果が届きました。

新川神社16点応募中、金賞3つ、銀賞4つ、銅賞3つ、佳作2つでした。総数で12点入賞です。パチパチパチ。

四天王入り、特別賞は逃したものの、昨年の入賞数7つを大きく上回る成績でした。

昨年は一つも無かった金賞が3つも取れたのは大躍進ですね。

新川神社分の全作品は当HPのTopPage「小学生のみなさんへ」から新川神社美術館へ近々掲示されますので

こちらもご覧ください。

とやま自遊館での全作品展示は明日16日まで、それ以降17日〜21日までは大和富山店に入賞作品(特別賞・金銀銅賞)のみ掲示されます。19日午前10時から大和富山店6階にて表彰式が行われます。

最近の夏は猛暑で日中写生するには厳しい日が多いような気がしますが、木陰は涼しいですしなによりも神様の神気が宿る境内で一日を過ごしていただきまして、清々しい気持ちで日々をお過ごし戴きたいと思います。

 

近況報告 〜ひすい海岸〜町内会バーベキュー〜浦安の舞講習会参加〜たなばた〜

おひさです、禰宜です。暑いですな。暑いのに加えて、なんと浦安の舞講習会に参加して参りました。明日もありますが、意外に楽しくやっております。浦安の舞、といえば巫女舞ですので女子が受ける講習会になんと本年は野郎4名が参戦しているので心強いです。ご希望があればいつか舞いましょうか?このHPの由緒ページの末尾に解説も何も無い写真が放り込まれていますが、舞姫の写真がありますよね。これは私の祖父の時代に新川神社で浦安の舞を舞っていたという証拠写真なのです。私は新庄鎮座400年に向けてこれの復活を望んでいますので講習会を受講したということです。別にそのけ(女装癖)があるわけじゃぁ、ございませぬぞ。と、いうことで近況報告です。あとは写真が語ります。

7月の月末に家族で海水浴に行きました。以前から行きたかった、朝日町のヒスイ海水浴場。天然の翡翠原石が見つかるかも、の場所です。勾玉の原料石ですね。古事記つながり、出雲つながり、御祭神の大己貴命と繋がる場所ですので、以前から行きたかったのですがなかなか行けなかった場所です。

 

砂浜ではなくて玉石の海岸。透明度抜群。波が退くときに「カラカラ」と石が転がる音がするのですが、小気味よく気持ちいい音がします。

どうですか、この透明度。ゴミもほとんど見当たりません。こんな綺麗な浜が富山にもあったとは。

黄昏時に波打ち際で少年。何かを見つめてうつむく姿は様になるようですが、実は単に翡翠を探しているだけだったりして。こういうことにはしぶといやっちゃな。

8月5日日曜日 新川神社境内。

新庄第一町内会の懇親会。公民館でマジックショーのあと、境内の木陰で昼食を。意外に涼しかったです。時折風が吹いてくれたので、ひなたは猛暑ですが木陰は快適でした。

町内の元老院席。のんだくれの猛者達。

家族席。子供達も楽しんでました。

たなばたに短冊を。願いを込めて。ちゃんと神様にもお参りせーよ。

定番のやきそば。塩加減の絶妙さは料理人の人体から流れ落ちた天然塩水の加減だとか。

高岡市の射水神社参集殿にて。富山県神社庁主催の浦安の舞講習会。今年は運良く同志の野郎神主が同伴でしたので楽しかったです。

棚幡(たなばた)の五色の短冊はじめました。

拝殿の前に設置してみたのですが結局ここが一番落ち着きが良い場所ということで決定。

五色の短冊、なのですがうちでは七色を用意してあります。木火土金水のそれぞれの色として緑赤黄白黒(黒の代わりに紫)に当てられます。白は無いので薄水色が白の代わりということです。ご自由にどうぞ。

説明書き。できますれば、短冊を下げる前でも後でも良いので、新川神社の神様にお参りしてくださいね。

風にそよぐ五色の吹き流し達。夏の風物詩ですな。

禰宜です、暑うございますな。さて、本日七夕の飾り付けを致しました。多分、新川神社としては初めてでは無いでしょうか、私の知る限りでは。私が幼い頃は町内会でやっていたのですが、最近はやらないようですので、神社として飾り付けを致しました。場所を色々と考えてはいたのですが、結局手水舎の両側に決めました。

五色の短冊にお願い事を書いていただいてお盆の頃にお祓いをして神火でお焚き上げをいたします。本来は水無月大祓の人形のように川に流すのですが、今それをやるとまずいことになりますので、「天界の神様と星に願いを届ける」という意味で天高く燃やして炎となって皆さんのお願い事をお届けいたしますのでご安心を。

基本的に短冊は無料ですが、御神前にお参りの際、お賽銭程度お供えいただいたら宜しいかと思います。

将来的には夏のイベントみたいなことを境内でやりたいのですが、各所でイベントだらけですので、しばらくは様子を見ながら、新川神社でしか体験できない様な事をやってみたいと思います。だれか良いアイデアがあれば教えてください、お願いいたします。昔は「きもだめし」とか、色々あったような気がしますが・・。

写生会多数のご応募ありがとうございました。

暑い日が続きます、禰宜です。富山市では毎年、今日8月1日は神通川(じんつうがわ)で行なわれる花火大会の日です。昭和20年8月1日、2日の富山大空襲で犠牲になったたくさんの人達の鎮魂と永遠の平和を願い終戦直後の昭和22年から行なわれています。原爆投下を除く地方都市の空襲の中でも甚大な被害があった空襲として知られています。私の義理の母はこの戦火の中を逃げ回った経験をお持ちで、幼い頃に経験されたその惨状を語り聞いていますので、本年は心静かに自宅で過ごしたいと思います。今の平和の礎は過去の歴史の上にあることを感謝したいと思います。
さて、本年新川神社の氏子さんの町内には一枚ずつ配布形式で募集要項をお届けしましたら、なんともたくさんのご応募をいただきました。ありがとうございました。本日、神社庁に提出するまえに、ふと思いつきましたのは「先ずは新川神社の神様にご覧戴くのが筋じゃなかろうか」ということでした。と、いうことで、御神前に全作品を並べて神様にご覧戴きましてから神社庁にお届けいたしました。御利益あるかも。本年から一般の部も出来まして、審査の対象ではありませんが掲示をしていただけるようです。2名の大人の参加がありました。1名は私ですが。皆さんの作品はすべてこのHPの美術館に掲載しますのでお楽しみに。

18名の参加作品を御神前に並べて神様にご覧いただきました。

暑い中、ごくろうさまです。きっと神様もお喜びだと思います。