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5月25日第2回古事記に親しむ富山夜の部開催

禰宜です。夜の部の第2回目を開催いたしました。いざなぎ・いざなみ二柱の神の国生みの続きで神々の誕生、火の神、かぐつち神の誕生と黄泉の国の話です。話の流れで読むページが多い部分ですので読むだけで大変なのに加えて、おびただしい神々の神名が続きますので初めて読む方にはしんどい所でしょうか。ですが、ここが一番大事だったりします。やおよろずの神々。本当に自然現象の中に神々の姿を見いだした我々の祖先の感性には驚かされます。昼の部でもこってり話をしましたら時間が15分もオーバーしてしまいましたので、今回は余談は後回しにしてノルマの部分をとにかく読んでからと思いましてうまく30分前には読み終えたのですが、結果として10分オーバーになってしまいました。何でだろう?安心してしまったんでしょうね、すいません。反省。次回から全部読み終えてから余談、やります。

 

 

5月22日鷹乃羽雅楽会温習

禰宜です。田んぼ学校御田植え祭の当日の夕刻は鷹乃羽雅楽会の練習でした。田植えが日程変更になりましたので御田植え祭にご奉仕戴きまして夜も温習と、大変な思いをさせました。今回は初級は越殿楽、五常楽などを練習したようです。各管、プログラムは違いますのでそれぞれですがね。一期生は久しぶりに盤涉調を練習しました。いつも演奏しないので忘れがちですが、神葬祭などの奉仕の機会が有ったときの為に「備えよ、常に」で行きたいと思います。

5月22日:田んぼ学校お田植え祭ご報告

禰宜です。本年の御田植え祭は前日より晴天で、天気予報では当日もバンバンの晴れでしたので、楽しく安心して当日を迎えることが出来ました。過去2回は今にも降り出しそうな空を見ながらでしたのでなおさらです。春祭りも晴天でしたのでこれで稲刈りと10月9日の奉祝イベントが晴天であることを祈るばかりです。それでは写真中心にご覧ください。今回も川嶋広報部長が生き生きとした子供達の姿を納めてくれました、いつもありがとうございます。

第二回古事記に親しむ富山昼の部開催。

禰宜です。本日は第2回目の古事記に親しむの昼の部でした。42名のご参加をいただきました。今日素読した所は有名なイザナギとイザナミの命が国土を生んだ後に様々な神々を生んでいく様子のところで、最後には火の神・かぐつち神が生まれ、イザナミは黄泉の国へ、イザナギも愛しさのあまりイザナミの後を追って黄泉の国へ行くのですがいろいろあって黄泉の国から生還する話の部分でした。今回よりマイクシステムを導入しまして楽にお話し出来るようにしました。詳細はまたの機会にしますが、大変興味深いところですので時間オーバーしてしまいました。反省。神々の誕生の様子や御神名にふか〜い意味が込められているようで、こってり解説すると時間が足りなくなってしまうのです。

Heart family Festival視察

禰宜です。昨日は真夏日の良い天気でした。10月9日に新川神社の境内で奉祝イベントをするにあたり、飲食関係を仕切って戴いているジャマイカ料理 Jelly’sの神田さんがKEIZ富山田中町店で多国籍屋台とフリマのイベントをやるということで珍しく日曜日なのに予定が空いていましたので昼食がて ら視察に行きました。暑い日でしたのでひっさしーぶりに昼Beerをやりながら視察です。そう、吞んでても視察です。かれこれ3時間半ほど、客層や滞在時 間、客の動線など眺めていました。久しぶりに人間ウォッチングすると面白いですね。若い子連れの夫婦が多かったです。みなさん意外にゆっくりと滞在してい らっしゃる方が多かったようです。帰ってから参集殿の掃除など後片付けをしていたら広報部長が撮影に来てくれたので、お茶しました。久しぶりに充電という より放電したかんじでリラックス出来た1日でした。

いろいろとお世話になり、ありがとうございました。

禰宜です。今年に入りましてから新庄御遷座四百年の年という事もあり、色々な役職なども任期終了ということで対外的な活動は一段落いたしました。本当に色々とお世話になりました。顧み致しますれば平成8年(1996)の4月に京都・石清水八幡宮より帰省いたして早20年。昭和59年(1984)に東京の國學院大學に入学と共に明治神宮の実習生(わかりやすくいうと丁稚修行のようなもの)から数えると32年。干支一回りを県外で修行し、帰省して20年にして50歳。ようやく、今までの集大成として父祖代々奉仕の新川神社の記念すべき年を契機として天職に身命を賭して参る時が来たような気がしております。

我々神職も人間ですので普通に社会生活を送る中で神様にお仕えしているわけですが、どうしても人間活動のペースが優先されて、本来の我々のする仕事である神社の活動である神事の厳修、神社尊厳の維持の源泉である清掃、歴史伝統文化の広報などの重要な本質の仕事が大事だと言いながら他の事柄に対応せざるを得なかったり、役職を担わされる事が多い年代でもありました。しかしながら、若い内に色々な仕事やお世話をする経験をさせて戴きましたのでスキルと言いますか、時間を有効に使う工夫や、効率の良い生活の送り方など試行錯誤出来た日々でした。

ですが、今日からは本来の天職、また、先送りにしてきた事などの実現に時間と労力を使わさせていただきたいと思います。人は人。自分は自分しか出来ない仕事があるのですから。

「本末転倒」と「パラダイムシフト」。日々、脳裏をかすめるキーワードです。

 

5月8日鷹乃羽雅楽会温習会

溜まりに溜まった物事を整理中の禰宜です。もう、日々に追われて、追いかけている部分もあるんですが、おいてけぼりにした事柄に取り組んでいるので、ゆっくりできません。ですが、ブログの更新と参集殿の引っ越しは楽しいのでやわやわとやっております。昨夜は参集殿のライティングのライトの取説の整理をしました。段ボール箱に放り込んだ状態で渡されたというか、置いてけぼりになっていたので、複数ある物は重複を避けてクリアファイルに収納しました。意外に人感センサー付きのライトとか、マニュアルが無いと理解できないこともありますので大事ですよ、マニュアルは。

と、いうことで鷹乃羽雅楽会の温習です。前回に引き続き第二期生の初心者グループが午後6時30分から1時間、午後7時30分から一期生が9時15分くらいまで温習をしました。篳篥さん、前回は事務室で狭かったので、今回は水場のある座敷に移動して貰いました。決して広くはないのですが、旧の社務所より便所は綺麗だし、コピーもすぐとれるし、移動も近しい良いんじゃ無いでしょうか。音の干渉もそんなに気にならないようですので良かったです。一期生は後半、久しぶりに合奏しました。

22日の日曜日は田んぼ学校ですので、恒例のご奉仕宜しくお願いいたします。

4月24日鷹乃羽雅楽会温習会

禰宜です、いよいよ4月最後のご報告です。

鷹乃羽雅楽会、参集殿での初めての練習です。今までは三管別々の建物で温習していましたが、今回から参集殿ができましたので全パートここで練習できれば一番良いなと言うことでトライしてみました。一番気になるのが音が聞こえて練習の邪魔にならないか、場所の広さが対応出来るか、ということです。やってみた結果、なんとか工夫すればいけるんじゃないかと思いました。

今日、5月8日は温習会ですので、篳篥と笙の場所は交換して実施してみたいと思います。

4月24日氏子外崇敬者・企業内覧会

禰宜です。昨日力尽きて寝てしまいましたので早朝に更新の続きです。4月24日は対外的な内覧会です。地元の企業や氏子外の崇敬者、企業、また舩木神職家が宮司を務める神社の総代さん達など、御奉賛を戴いた皆さんへのお披露目です。

この節は多大なる御奉賛を戴きました皆さんにあつく御礼申し上げます。ありがとうございました。お陰様で私としましては満足できる建物と境内に仕上がりました。内覧会にご出席戴けなかった方々も是非日を改めてお越し下さい。ご案内申し上げます。

奉賛会長、総代会長、神職家より御礼のご挨拶の後、施工の株式会社オリバーから宇野さんが設計コンセプトを説明、設計担当の中斉拓也建築設計の中斉代表より設計に関する解説を戴きました。当日配られた参集殿のパンフに設計コンセプトや特徴が書いてありますので、当日来られなかった方にもその内容は確認できるようになっておりますのでご安心下さい。

コンペの頃から株式会社オリバーの設計コンセプトは一貫していまして、「地域と神社を繋げる」「人と人とを繋げる」場所としての参集殿の在り方を形にした、と宇野さんが説明されたとき、本当にその通りだと思いました。真ん中を突き抜けるコンクリート打ちっ放しのトンネルは当初斬新すぎて質疑の対象になりましたが、彼らが最初からこだわったのはやはりこの「通り庭」でしたので、結果として上手く建築の一部として機能させることに成功したと思います。実際、便利です。毎日出勤する私としましては。

また、私がこだわったのは「ランドスケープ」です。富山の「雅樂倶」のANNEXの建築設計をされた内藤廣さんの著作から知った言葉ですが、都市計画などで建物だけでは無くてその地域の環境や景観を構成する諸要素を考慮した建築概念のようなものと理解しています。

長い歴史を有する町のシンボルとしての神社境内と、今までは田園だった土地を境内に転用するにあたり、400年前に遷宮された境内地と新しく出来る境内地、そしてそこを繋ぐ参集殿の有り様が肝となるわけです。

私たちも考えたのですがなかなか産まれ育った場所であるが故に逆に田んぼから境内地になっている景観が想像出来ずに苦しんでおりました。そこに明確なランドスケープ・デザインを提示してくれたのが株式会社オリバーでした。詳しくは別の機会に譲りますが神社の参集殿としましては多分、新しい基軸になる物と確信しております。

当日は午後1時から午後4時まで、抹茶の接待と鷹乃羽雅楽会のおもてなし演奏でお迎えいたしました。抹茶のご接待を戴きました新庄町第四町内の馬場家のご家族ご一同様、お手伝い戴きました水口絵里奈さん他高木美智代さん、舩木江里子さんに感謝いたします。また、抹茶ご接待諸々の経費を馬場家にて御奉納いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。誠に有り難うございました。

 

 

4月19日春祭り神輿渡御と50年振り若鷹会人力で宮入り

禰宜です。いよいよ400年祭の目玉でもあります50年振り以上になるのではないかと思いますが、新川神社の神輿が若鷹会の肩に担がれて「振り魂」される日が来ました。本年は平日と言うことで朝からの参加はすくないものの、仕事が終わって大勢の若衆が駆けつけてくれました。有り難いことです。そして今までの練習の成果を試すべく、実践に踏み切りました。大きなチャレンジだと思います。結果、威勢良く神輿の宮入をする事が出来ました。色々と課題も確認できたようですので次回の練習に生かして10月9日には盛大に町新庄を大騒動していただきたいと思います。

4月13日古事記に親しむ富山 第一回夜の部開催

禰宜です。怒濤の10日の晴れの日を終えて間もない13日、「古事記に親しむ」が再度スタート、上巻から読み始めです。夜の部も25名エントリー戴き輪が広がっております。先ずは素読をすることによって遺伝子に刻み込まれている大和魂(フォース)の覚醒を促して参りたいと思います。

4月10日若鷹会神輿担ぎ練習・第15回お宮で飲もう会

禰宜です。いよいよ後半は若鷹会の御神輿担ぎ練習です。19日の春祭りには宮入の時に車輪を外して人力で担いで入るという、50年振りくらいに祭典で神輿が担がれます。それの練習です。下ろしたての真新しい法被を着て練習します。法被がそろうとやはり見栄えが威勢良く決まりますね。

寒中禊に神輿担ぎと、硬派な活動イメージの若鷹会ですが、いい男がいるところには、いい女が寄り添ってくれたりします。Let’ s now Join us.

 

4月10日参集殿竣功祭並びに氏子内覧会

昼寝をして鋭気を養った禰宜です。昼寝、気持ちいい。ということで、いよいよ新庄御鎮座400年記念の年の大きな成果のお披露目です。この日は盛りだくさんで午後1時から竣功祭、引き続き氏子住民対象の内覧会、午後5時からは若鷹会のみこし担ぎ練習、午後7時から「お宮で飲もう会」となりましてお祭り騒ぎの日です。私は前日といいますか、参集殿の準備でつい、工事過程のスライドショーをデモしておりましたら時間を忘れて約一年間、工事に過ぎ去った日々に思い耽ってしまい、気がつけば午前4時近くになってしまいました。この参集殿の田んぼ地面から土盛り、地盤改良、基礎工事、鉄筋の構造、建て方の上棟祭、構造検査などなど、毎日欠かさず建築過程を目にしてきた私としましてはこの参集殿の隅から隅まで見てきましたのでもはや私の身体の一部のように感じられます。今後は命ある限り神と人とを繋げる役目を全うし、死して後も私の魂は永遠に此所に留まり、新川神社の神様の後ろ隣でひっそりと新庄の町の行く末を見守っていくような境地に入っております。まだ気が早いか。それまでにやること、まだまだたくさん有りますからね。

去りし怒濤の四月をふりかえる。

禰宜です。大変お待たせいたしました、全国の「たかのたわごと」ファンの方々(いるんかよ)。一ヶ月ぶり以上の更新です。ほんと、忙しかったです。もう5分あればあれができる、ってな感じの日々でした。多分わたしの人生の中で大きな山場のひとつだったと思います。充実した日々でした。GWにはようやくゆっくりできました。やはり定期的に休まないと駄目ですね。切れない包丁で料理してても効率が悪いですから。刃を研ぐ時間も必要ですが、そんなこと言ってられない日々であったことも確かです。新しい参集殿に神社の歴史史料の展示はかねてからの目標でしたので夜を徹してでも楽しい作業でした。おくればせながら4月の出来事を順次ご報告いたします。(写真提供:川嶋一人広報部長)

 

外構工事完了。

禰宜です。昨日は施工の(株)オリバーとの外構工事の確認と引き渡しの日でした。晴天に恵まれましてこだわりのガードパイプが入りました。
神社側の境内の外観を損なわないようにありきたりのガードパイプでは無くて自然に溶け込むような、シンプルなデザインを提供していただきました。
結果、正解ですね。写真では判りづらいと思いますのでお参りに来たときに眺めてください。
建築は理想とコストと安全性、耐久性のせめぎ合いです。何を優先するかはケースバイケースです。今回私は色々と条件を検討したあげく、担当者の意見を聞きながら最終的には心の声と言いましょうか、直感で決めてきました。甲乙つけがたく、悩んだときは一晩おいて神様に決断を委ねます。何かのタイミングで腑に落ちたら決断してきました。意外と上手くいったような気がします。良い経験をさせて戴きました。