宮司です。今年は例年になく春の陽気で紅梅、白梅に続きましてソメイヨシノ、しだれ桜が順番に満開です。夜桜のライトアップもしております。また、令和御大典記念植樹として植えた待望の右近の橘・左近の桜が、両方ともかわいい花を咲かせてくれました!むちゃくちゃ嬉しいです!
橘の花って可憐でかわいいんですよ、是非ご覧ください。神霊が宿る木・招霊(おがたま)の木も芽吹いています。
芽吹き始めた木々をみていましたらなんとなく、我々人間も生まれて来て今居る場所で花を咲かせる事に専念すれば、うまくいってもいかなくても別に良いような気がしてきました。
芽吹いたすべてがすべて花を咲かせることはできなくても、土の下には花咲き彩る根幹の存在の方がおおきいし、何でも良いから、咲いたるで!みたいな、たくましさを感じました。
関西の人がたくましい印象があるのはそのせいかな、と思ったりしますが今の私は実は、そんな感じです。
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令和5年3月8日白梅も咲きました。
宮司です。昨日は月も綺麗で朝から爽やかな夜明けでした。紅梅は満開、白梅もほころびはじめました。今日は天気が良いので近隣の幼稚園や保育所の子供達が3組くらい、遊びに来てくれました。
先日、しんじょうようちえんのことりぐみのこどもたちから感謝状も戴きました。ありがとうございました。
ぜひ、大人になって町内会長や宮総代のお役目が廻ってきたときに、このころ神社で走り回っていたことを思い出して欲しいです!マジで。
神社の境内では走り放題ですので、楽しそうです。そういえば、NHKの「チコちゃんに叱られる!」で「何故子供は意味も無く走るのか?」の意味を放送していました。なるほど、と思いました。子供のうちは走ると「成長ホルモンの分泌が促される」から、本能で走っているとのことです。「早く成長したい!」とは考えずに多分、遺伝子に書き込まれた生存情報のままに行動しているんでしょうね。大人になると意味も無く走らなくなるわけですよ。
それと、今日は新庄小学校の6年生のなかでも安全対策のため、神社の境内を通学路として通ってくれていた皆さんが清掃奉仕に来てくれました。神社の横の市道は細くて降雪時は危険ですし、そうでなくても車の暴走があれば事故になりそうですので、神社の方から境内地を通って通学して安全確保を促した経緯があります。そんなの、当然の事と思っておりますが、近代は宗教的な絡みがあるとなかなかなので。
ですが今回は有り難く私も皆さんと境内清掃を致しました。
最後に「掃除はお祓い!」とお伝えして、「悩みや迷いがあるときは、いつでもお宮に掃除しにおいで!」とお伝えしました。いや、ほんとうに落ち葉を竹箒で掃除すると心が浄化されるんですよ。ぜひお試し下さい。
雪中梅を見ると、お酒が呑みたくなる。
音・食・文化が入り混じる朝の市「音楽朝市」開催!presented by新川神社×ジャマイカ料理ジェリーズ
宮司です!音楽が流れる早朝の境内。どこからか雅楽の調べも流れてきて、思い思いの音や食、パフォーマンスが交わる場所。音楽つながりの蚤の市、「音楽朝市」が始まります。
古今東西、太古の昔より神々の恵みに感謝して行われたのが「まつり」で、神の徳をたたえるために「音楽」が発祥したといわれております。神社は根源的に「音楽」があふれる場所なんです。
音楽の掘り出し物を探しながら、久しぶりにアナログレコードで好きな曲を聴いてみようかな。前から気になって探していた品をフリマで発見、今日はなんてラッキー!キッチンカーのドリンクで少し休憩。こんどはあちらでパフォーマンスが始まったから見に行こう!
神社の境内で色々な「ご縁」が生まれれば良いなと思います。音楽好きの宮司さんにとっては神様からのご褒美のようなイベントでワクワクします!
企画・問い合わせ先のジャマイカ料理ジェリーズ神田さんの企画書よりの情報をお示し致します。
エントリーや詳細質問などのお問い合わせはジェリーズ神田さんまでよろしくお願いいたします。
[イベントコンセプト]
町の方々が朝、ふらりと立ち寄れる朝市を目指しております。一日の始まりをを神聖な場所で、食、音楽で気持ちよく迎えていただければ と思っております。音楽は、老若男女問わず皆さんが好きなもので、そこに食やコミニュケーション、参拝などが加われば、毎度楽しみな地域の朝市になるのではないかと思います。
[出展内容]
食は朝をイメージしたものを中心に販売していただければと思います。各店で小さく 自分の好きな音楽をかけていただき、どこに行ってもいろんな音楽で溢れている食文化 を朝から感じていただければと思います。 フリマ店舗も音楽にまつわる物を中心に販売していただければと思います。 中古楽器や機材、本、ファッション、レコードなど、使わなくなった物も、 次のお方へ繋いで行き必要な方の手に渡っていけばと思います。 また、パフォーマーは自分の楽曲の発表の場や、販売の場になれば良いと思います 習い事や趣味の、歌や踊りなどの発表会で地域のコミニュケーションの場になれば 良いと思います。 音楽に特化した朝市という、他には無い特別な場所を作り、新庄の町を楽しい町 にしたいと思います。
[出店店舗 ]
食: キッチンカー 3 枠程度 テント販売3~4枠
地域活性化のため、 なるべく新庄地域の方のご出店を希望しております。
フリマ / パフォーマンス 5枠程度 音楽にまつわるフリマ店舗や、 パフォーマーを募集します。
[出店料]
1店舗につき一律 1000 円。キッチンカー、テント、パフォーマー全て 神社内の電源を使用する場合は 500 円(別) 回収方法はジャマイカ料理ジェリーズが回収いたします。 *経費(チラシ印刷代のみ)を差し引きまして、全て神社にご奉納いたします。
[ゴ ミ]
ゴミは各店の前に自前のゴミ箱を設置し、持ち帰りをお願いします。
[駐車場]
出店者駐車場は只今検討中です。車付け販売であれば出店者駐車場の必要がなく、スペース 確保と考えていますが、出店場所と照らし合わせて調整中です。
[騒 音]
出店者のかける音楽はごく小さくが原則です。パフォーマーはマイクやスピーカーを通さず 弾き語りなどの生声。鍵盤はキーボードなどの音量調整できるもので基本大きな音を出さない 音量の大きい方は、主催者が注意し、速やかに下げていただきます。
以上、神田さんの企画書より
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再び、宮司です。
ただ今出展者募集中です。物販、フリマ、パフォーマンスなど各店舗でお好きな音楽を流していただいて雰囲気づくりをしていただければ結構です。ちなみにどんな音楽でも結構です。
宮司さんは雅楽からヘヴィメタル、ジャズ、クラッシック、邦楽、洋楽まで何でもこいです。
個人的にはブルースロックが好きで、JimiHendrix ,Stevie Ray Vayghan, 邦楽ではCharがフェバリットです。富山のブルースマン、W.C.カラスも素晴らしいミュージシャンです。
それと、新川神社のテーマソングでもある「かしこみ かしこみ」のDOZAN11(ex三木道三)、
この曲の歌詞を聴けば、神道とは何か、が感じられますので要チェックです。また、いつか会いたいなぁ。
詳細はジャマイカ料理ジェリーズ神田さんまで。QRコードでインスタグラムで情報発信しますので雨天中止などはここでご確認ください。
地域活性化のため、地元新庄近郊からの出店者、大歓迎です。一緒に楽しめる街を創って参りましょう!
平成26年(2016)新庄御鎮座400年の記念行事である「町新庄祭騒動」より早7年。
「多国籍屋台」と「宮フェス」を企画運営していただいたジャマイカ料理ジェリーズ神田と宮司さんが再びタッグを組んで、楽しい空間を創造して参ります。こういう話は私がジェリーズに呑みに行ったときに神田さんと盛り上がって現実化していくんですよ。「町新庄祭騒動」の時もそうでしたし。
コロナ禍3年間を経て新川神社の龍神さんもソロソロ動き出します!また、お騒がせいたしますのでどうぞよろしく。
令和5年度祈年祭・鎮火祭斎行
宮司です。2月19日(日)午後1時、祈年祭・鎮火祭を斎行いたしました。
今年の五穀豊穣、工業商業始め諸々の事業の弥栄と自然災害が無き事、秋の収穫感謝祭には収穫物を横山のごとくお供えできますようにとお祈り致しました。
鎮火祭は我々人間は他の動物と違い、火を使うことができるが、逆説的には火が無いと生きてゆけない、唯一の生物ともいえるわけです。ですから年に1度、火の力の恩恵に感謝するお祭りとして鎮火祭が行われます。
古代日本人にとって、火の力は天の太陽の降り注ぐ日の光と、火山に顕れるマグマ、地熱も火の力として感じて居られたようで、天の日、地の火に感謝する祝詞の文言が有ります。
改めて考えてみますと天から降り注ぐ陽の光と大地の地熱が無いと植物が生育できないので農作物の豊穣を祈る祈年祭と併せて鎮火祭に太陽の日と火の霊力に感謝することには納得させられます。
火の恩恵に感謝するのが主題でその次に祈念されますのが「火の用心」です。
我々が遠き祖先から伝えられてきた火そのものの扱いを怠ることが無き様に、もし過ち犯すことが有ったとしても火事にならないように教え諭して下さい、この氏子区域から火事、火難が無きようにお守りください。という内容になっています。
今年も総代会としましては常任理事会の面子のみの参列となりました。
本来ですと用水組合の農事に関わられる方々も参列されるところでしたが、コロナ禍ということもあり、直会も省略と致しました。
祭典終了後は台所に火の用心でお貼りいただく「鎮火祭祈修」の紙札をお渡し致しました。
新川神社では総代会会員には全員お配り致します。
また、崇敬会「たまむすひ}の会員には漏れなく郵送致します。
また、今年の鎮火祭には疫病除けの「疫神齋(えきじんさい)」の配布は致しませんでした。
まだまだ感染症対策も必要なのですが、「今年こそ日常に還るんだ」という思いを込めて敢えて配りませんでした。これも「予祝(よしゅく:あらかじめいわうこと)」の一つになれば良いかなぁと思ったわけです。そんな一年になれば良いですね。
お待たせ致しました、ウサギさんの「福守」再入荷です。
宮司です。立春も過ぎ、まだまだ寒い日もありますが、今年は青空が広がる晴れの日も多く、冠雪の立山連峰は最高の景観です。紅梅も1月中頃に咲き始めて、今は7〜8割といった感じでしょうか。雪中に咲く梅の花は寒さにも負けずに春を導く強さがあり、古今より気品がある花として人気があります。「令和」の元号も万葉集の梅の花を愛でる宴で美人が化粧をするがごとくに咲き、とたとえられていますが、本当にそんな感じです。寒いながらも風が和らいで感じるこの頃です。
さて、本題ですが、お待たせ致しました!かわいいバニーちゃんおまもり、「福守」再入荷です。
今回はたくさん入荷しましたので、いくつでもお持ち帰りいただけますのでご安心下さい。
来月のホワイト・デーにはお返しのお菓子に「福守」を添えてプレゼントしたら如何でしょうか。
「白ウサギ」ですから。絶対、よろこばれると思いますよ。
古事記では「いなばの白ウサギ」の話が有名ですが、大国主命に白ウサギがお告げをするくだりがありまして。縁結びの神使として御利益もありますので、こういうエピソードもさりげなく添えてあげると良いんじゃ無いでしょうか。
今月の花手水は、ヴァレンタインをモチーフにイメージしたんだと思いますが、深紅のバラに白百合が綺麗です。制作者の泰子さん(家内)はうさぎ年生まれなので、ウサギグッズには目がないので福守の様に白ウサギが二羽仲良くおいでになっていますので是非ご覧下さい。
3年ぶり、令和5年度寒中みそぎ・鎮魂作法錬成会開催
宮司です。今日は節分。明日は立春でいよいよ春が来ます。今年の冬は雪も降りましたが富山市にしては爽やかな青空の日が多く、冠雪した立山連峰の神々しさは正に「神の山」にふさわしい勇壮さを感じます。やはり雪の立山が美しいです。富山は寒暖の差が激しく、風雪と晴れの日の格差が大きいですが、それが良いんですね。冬の寒さに身も心も締まって、春の訪れが嬉しく感じられる富山が好きです。
ということで、本年は感染症の為に3年ぶりの開催となりました。今回は近所の風呂屋も廃業し、となりのあしたねのもりの風呂を借りたこともありますが、今回は風呂無しでの試験的な開催ということで、若鷹会の会員のみの案内で15名と粛々と実施しました。
来年は、公表して志願される方をお迎えできるようにできれば良いですね。
また、若鷹会の野村頭も色々アイデアがあられますので、風呂無しでも多くの方々に体験していただければ良いかなと思います。
新年明けましておめでとうございます。
宮司です。本日は旧暦の1月4日です。久しぶりの積雪で朝四時半から除雪車で境内の除雪を致しまして、久々の休日を取っております。予定のない日と言うことです。
今年の正月を迎えるに当たり、コロナ禍3年目と云うことでかなり前倒しで準備を進めて参りました。四方神社の準備もありますので早めにできることはやってしまおう作戦が功を生じて、やはりあたふたするわけですが、天候にも恵まれて良い正月を迎えることができました。
本年は神役に川嶋一人広報部長が正月デビュー。七五三からぼちぼちと現場で慣れていただいて川嶋咲四神役と二人でご奉仕戴きました。米田権禰宜さんも加えますと5名体制ですので個人負担が軽減されるので助かりました。
社頭の巫女さんも本年は甥の舩木義忠君、舩木靖忠君の男手も加わり、昨年のような積雪時にも対応出来るようにできたのは心強かったです。
年越大祓は参集殿にて。毎年増えて今年は準備した「笑門来福しめ縄お守り」80躰はすべて無くなりました。
新年の祭典である元旦祭は常任理事会のみの参列で今年も氏子地域の安泰と疫病沈静化をお祈り致しました。
元旦は行列の長さが年々長くなり、参拝者と祈祷昇殿参拝の方の入り口をパーテーションで区分けてみたり、現場の巫女さんの意見を反映しました。お守り授与所の机も椅子式の高さに変更し、巫女さん達の足への負担を減らしました。
やはり労働環境の改善で少しでも笑顔で接客やご奉仕した方が双方に良い結果をもたらすと思いますので今後も現場の意見を聞いて改善して参りたいと思います。
今年初のお守りの「福守」はレースにウサギが二羽編み込まれていて、内符がアクリルの清楚なお守りは崇敬会「たまむすひ」会員の方にはもれなく年末にお送りしました。会員特典として毎年の干支守として授与します。社頭で授与分はなんと元旦で在庫が尽きてしまいまして、ご迷惑をおかけ致しておりますが、2月中旬には再度授与できる段取りになっております。
舩木泰子権禰宜さん渾身の花手水正月バージョンですが、初日の出の太陽をイメージしているみたいです。なかなか思いついても素材の花とか色々工夫がなされて、よくやるわと感心します。
こういう才能が有られるとは思わなかったですが、本人も大勢の方から喜ばれているので幸せそうです。やはり、人に喜んで貰うのが一番嬉しいですね。
今年はいよいよ寒中みそぎも29日、若鷹会の有志のみで開催します。
古事記・日本書紀に親しむ、鷹乃羽雅楽会、田んぼ学校も再会の予定です。
また忙しい日々が参りますが、楽しんで過ごして行きたいと思いますので今年もよろしくお願いいたします。
縁結びの紅葉ハートと魔除け火伏せ猪の目
11月2日に57歳になりました宮司です。なんか、中途半端な数字なので所感は無いですが、こういう何の気負いの無い年回りはほっこりと出来ますね。
さて、誕生プレゼントには弟からバーボン2本、長男・信明からはラムとワインの風味が付いたコーヒー豆を貰いました!どれも好きな物で、うれしいです。茶色い飲み物が好きなんですな。
スコッチとかアイラウイスキーのシングルモルトとかそこそこする物も飲みましたが、私的にはやはりガツン、と来るバーボンテイストが好きみたいです。
さて、最近は境内の紅葉も日に日に変化し、七五三にふさわしい晴天もあり爽やかな秋空が楽しめます。
昨年より落ち葉アートでハートやら星やらしておりますが、実は神社・仏閣には「ハートマーク」がなにげに、さりげなく建物に施されているのをご存じですか?
新川神社にも拝殿の屋根の中央とか、本殿の大扉、装飾などに「ハートマーク」が有ります。
これは「猪目(いのめ)」と言いまして日本古来の文様です。
社寺の建築物の装飾や日本刀のつばや装飾に用いられていますので、魔除け・厄除け・災難除け、そして招福のおまじないだそうです。
西洋のハートマークも起源が色々と言われていますが、いずれにしましても人間にとって「安心」をもたらすデザインでは無いかと思います。
柔らかな曲線で寄り添うような二つの円が良い感じなんでしょうね。逆さにすると桃の形にも見えます。
日本では「猪目(いのめ)」というくらいですから「イノシシの目」が起源なんでしょうけれど。
イノシシの目ってハートに見えるかな?疑問です。
家内にも聞かれましたので私は「イノシシが猪突猛進で突っ走るときにハートの目になっているから〜」と口から出任せでごまかしましたけれど。でも猪突猛進で災厄を突っ切る!みたいな意味では近からず遠くは無いとも思いますが如何でしょうか?本当の意味があれば教えて下さい。
令和4年度秋祭斎行・神輿展示 露天商出店
お久しぶり過ぎます、宮司です。前回が8月末でした。コロナ禍ということで神社の行事は止まったままで、若鷹会のバーベキューなども中止で残念な限りですが、ボチボチと再始動の兆しが見えて参りました。
恒例の10月19日の秋祭は晴天で久しぶりの露天商の出店がありました。春祭に延期された神輿渡御祭は昼食会場の確保を考えますと時期尚早という事で今回も神輿展示と写真展示を行いました。
久しぶりの露天商出店ということで、ずいぶん前から「子供新から聞いたのですが露天商は本当にでるんすか?」的な問い合わせが数件有りました。子供達の情報が速くて、大人が電話で確認するみたいな。
本年は平日と言うことで総代さんも若鷹会も仕事を休んで祭典に参列戴いたり、神輿を出して見守って下さったりのご協力を戴きました。誠に有り難く、感謝申し上げます。
若鷹会の写真展示も春祭ほどでは無いですがラティスに掲示して本来の神輿渡御祭の様子を見て戴きました。
神輿の紅白の綱は広報部長の川嶋一人夫妻より奉納を戴きました。永年の使用で酸っぱい匂いがしていたのを見かねてお志を戴きました。誠に有り難く感謝致します。
また、川嶋一人・咲四さんは予てより獅子舞の笛と太鼓を習っておられたので秋祭に演奏をしていただき、賑わいを演出戴きました。以前から「神輿の宮入の時に太鼓や笛の音が有れば良いのにね」と話していたので実践して戴いて有り難かったです。
新設の「令和駐車場」には子供達の自転車がたくさん。今までは路上駐車で交通の迷惑になっていましたので、これも今回改善され良かったです。警備員も3名配置し、県警にも巡回要請をして安全対策を講じました。
あとは市道の拡幅工事が完成すれば神社の周辺は以前に増して安全かつ流れの良い環境に成るでしょう。
少し寒かったですが天候に恵まれ、良い秋祭となりました。次の朝午前6時には宮総代と若鷹会の方が清掃奉仕に来て戴きました。年々ゴミの放置が少なくなっているものの、依然として細かいゴミが有りますが、たくさんの方が出てきて戴いたのであっという間に綺麗になりました。
来年の春祭りにはもう一歩進んだお祭りが出来るように、少しずつでも前を向いて参りたいと思います。ご奉仕戴きました総代・若鷹会の方々、本当にお疲れ様でした。お陰様で良い祭日となりました。
令和4年 みやび音楽祭 開催
お久しぶりですが皆さん、お元気でしょうか?宮司です。
7月、8月とご無沙汰しておりましたが、3年ぶりの富山県神社庁主催の神社イベントの開催が間近になって参りました。
今回は富山県神社庁雅楽部の演奏が5回分あります。丸2年間のブランクは大きいですし、しかもコロナ禍で対面での練習もままならない現状ですが、初心に返ったつもりで精一杯楽しんで演奏したいと思います。
宮司の出番は5回とも有りまして、楽琵琶と鳳笙と舞楽・蘭陵王を舞います。
毎朝、参集殿で朝練しております。特に舞楽は体が自然と楽に併せて動く段階まで引き上げておかないとダメなので、筋肉痛を重ねながら過ごしております。
細かいところは失念していたりしましたが、意外と体に染みついている感じも残っていましたので本番には良いコンディションで臨みたいと思います。
実は演奏以上に練習して置く必要があるのが「楽琵琶の調弦」です。
本来ですと1ステージに違う調の曲はやらないのが雅楽の掟なのですが、富山県神社庁雅楽部においては掟破りで演奏せざるを得ない状況があり、面前調弦という隠し芸みたいなことをやらざるを得ないのです。F1グランプリでタイヤ交換とガソリン補給のタイムを競うようなもんです。このあたりが一番難関で、如何にスマートに、確実に、そして短時間で正確に調弦できるか?が私的には一番の見所では無いでしょうか。F1のピットクルーのように素早い芸当を目指して頑張ります。